銀イオンがでる仕組み
銀イオンは本当は発生しにくい
写真は除菌消臭スプレー「銀のきらめき」のボトル内で銀イオンAg+が発生している様子をイメージ化したものです。沢山の銀イオンAg+が水の中に含まれています。しかし、これは本当はあり得ないことなのです。
銀は非常にイオン化しにくい金属なので銀イオンは簡単には水に溶け出さないのです。
銀イオンを出すための工夫
左の写真のように4cm✖️2.5cmのバッグに銀繊維が入っています。これを水の中に入れると銀イオンAg+が溶出してくるのです。
しかし、前述したように銀イオンは出にくいので、「銀のきらめき」では、水分があると銀イオンがでる特殊な加工をしてあります。
そして水に触れる銀の表面面積を最大化するために、繊維の表面は全て純度99.9%の銀で覆われています。
「銀のきらめき」では表面が銀でメッキしてある銀繊維を使用しています。それが次の拡大写真です。
一般的な銀を含んだ繊維は下の写真のような感じで銀は繊維の一部にしかみられません。
銀の除菌作用はイオンの状態のときだけ
すごく大切なお話をしますね。世の中に銀イオンAg+を使った商品は沢山あります。でも銀が除菌効果を発揮するのは、銀イオンの状態のときなのです。
銀イオンAg+ → 除菌効果有り⭕️
銀化合物(例、塩化銀 AgCl)→ 除菌効果ありません❌
銀イオンを発生するものが入っているかどうか?
これがおおきな除菌効果をうたう銀イオン製品のポイントです。「銀のきらめき」のように銀イオンバックのような銀イオンを発生するものが入っている製品は、水の中が銀イオンで満たされています。
銀はイオンじゃないと除菌効果はありません
しかし、銀イオンを発生するものがない製品は、銀イオンが殆ど塩素などとの化合物になっているので、除菌効果はありません!!!!
銀イオンは塩素イオンや他のマイナスイオンとくっつくのが大好きなので銀イオンでいることが難しいのです。
繰り返しになりますが、銀イオンが除菌効果があるので、銀化合物は除菌効果はありません。
銀イオンを発生するものが入っているかどうかを必ずチェックしてくださいね。
Ag+を発生するものが入っていない左の写真のような商品は銀イオンは全て銀化合物になっているので、
除菌効果は期待できません。