地方のITコミュニティって正直どうなん?という話をした

JAWS Festa 2017で、東京で10年、愛媛で7年くらいコミュニティ運営をしてきて見てきた課題とか、未来どうなるかの話をしてきた。

Takeshi Kakeda
kkd’s-remarks
3 min readNov 6, 2017

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地方でヒャッハーのイメージ

11/4のJAWS Festa 2017で、地方のITコミュニティの話をしてきました。

元々は、Agile459代表としての登壇だったので、アジャイルとクラウドみたいな話をしようと考えていたのだけど、コミュニティトラックという設定だったので、技術的な話が多い中、あえて逆張りでコミュニティについて考える話題に変えてみました。

(追記)ASCII.jpさんで当日の様子を記事にして頂きました。

ここ数年は、JAWSのような企業がサポートする技術コミュニティが増えて、かつ盛況しています。私のような草の根でスタートしたり、企業が支援しないような領域のコミュニティを運営してきたものとしては、時代が変わったなぁと思わざるを得ません。そんな自分のコミュニティ遍歴も含めて話しました。

地方コミュニティが直面する課題と未来のビジョンとは?

これまでも、何度か地方のコミュニティについて登壇する機会はあったので、今回はそれらの最新&総括的な内容になりました。

2014年に話したコミュニティについての発表

自分が知ってる地方の技術コミュニティは盛況なところが多いのですが、そうじゃないケースももちろんあり、自分の観測範囲・体験した経験をもとにまとめてみました。実際のところ、他の地域で「あるある課題」がどうなのか、聞いてみたいところですね。また、ドメインによっても大きく変わるので、こちらもまとめたいところ。趣味の技術、トレンドの技術、ビジネスに直結するもの、ビジネスをよりよくする(けど直結するのかピンときにくい)もの、などなど。

地方のITコミュニティあるある課題

今回提示したあるある課題は次の通り。

  • 人が集まらない
  • いつも同じ人ばかり
  • 平均年齢が高い
  • 主催者におんぶにだっこ
  • コミュニティを掛け持ち運営
  • 続けるのが苦痛

これらに対して、どうしているか?という部分はスライドに書いてあるので一読ください(背景画像じゃなくて、あとで読めるように作りましたw)

未来の地方コミュニティのあり方は?

未来のコミュニティは、働き方と同じように、どんどんリアルでの場に縛られなくなっていくのではないか、という仮説を元に、そうしたときのリアルの場の意味・価値を考えていきたいと締めました。

自分はリアルの場が好きだし、そこで育ってきたからこそ、これまでの当たり前に縛られない、バーチャルでない身体性の伴ったコミュニティの場を作っていけるとよいなぁと考えています。

答えはないけど、こういう話をいろいろな人とできるといいですね。

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Takeshi Kakeda
kkd’s-remarks

I’m Thinker, Doer, Maker, iki-iki Generator and Runner in Ehime, Japan. My blog is https://tkskkd.com/