13年ぶりのマイメタファーブームを共有してきた 〜 XP祭り2017

9/16に行われたXP祭り2017でワークショップで登壇、お題は13年ぶりのメタファー。XPの失われたプラクティスであるシステムメタファーを再考するだけでなく最新の研究成果を元にメタファーをデザインにどう活かすかを考えてみた結果

13年ぶりのマイメタファーブーム再来

メタファーについては、2004年に当時在籍していた永和システムマネジメントのオブジェクト倶楽部イベントで発表&ワークショップを実施しました。(人生初のWSで、本当に出来がボロボロだったのですが。。。。)その時のスライドに、認知メタファー論・概念メタファーについて詳しく説明しているので気になる方はご覧ください。

メタファーと身体性との出会い

現在関わってるとあるプロジェクトと、スライドでも紹介している『メタファーと身体性』との出会いが、今回の発表の大きなきっかけとなっています。当時からメタファーについての研究が進んでいること、産業界にもその応用範囲が広がっていることに衝撃を受けました。

著者の鍋島先生との記念写真

人はなぜメタファーを使うのか?メタファーはどこから来るのか?その時脳はどんな働きをしているのか?認知で生来で使っているはずなのになぜ得意な人とそうでない人がいるのか?メタファーを使う能力は先天的なのか?後天的なのか?抽象化と同じなのか?異なるのか?それなら何が異なるのか?などなど、疑問は尽きません。

私が興味を持った10年以上前から、研究も実践も大変進んでいることを知ったので、キャッチアップした内容を整理する意味で、今回のプロポーザルを出しました。

時間の都合上、細かい部分は説明できていませんが、今回提示した概念メタファーを使ったリフレーミングはコミュニケーションに、プロダクトメタファーニューロマーケティングは、リンスタやデザイン思考が席巻するプロダクト開発にも役立つのではないかと思うので、興味ある方は参考文献も含め是非ご覧ください。

天野さんのシステムメタファ再考も合わせて

ちょうど同じ日に天野さんが発表された、システムメタファ再考を合わせて読んでもらうと理解が深まると思います。

メタファーを門として…

そして、メタファーの裏に潜む、人間の認知や記憶の仕組み、そして今回は触れなかった脳と身体を不可分で考える身体性認知のムーブメント、そして言語に先立つイメージスキーマなど、ここから広がり、つながる世界が沢山あります。

身体知やイメージスキーマはパタン・ランゲージネイチャーオブオーダーへと、そして身体と脳のダイナミックな関係は、運動やそこから生成されるイキイキとしたイキカタへとつながるのではないかと考えているので、そちらも興味ある方は是非声かけてくださいね。

「懸田がなんかやるから来た」という話

また、今回は「懸田さんがなんかやるから来ました」という理由で参加されてくれた方が複数名いらっしゃいました。素直に嬉しかったと同時に、ご期待に答えられたのかな?という点が気になっていますが。。。

兎にも角にも、私のインプット整理(!)にお付き合い頂きありがとうございました!w これをきっかけに色々な方の役に立てれば嬉しいです。

おまけ

参加者の方に教えてもらったクリーンランゲージも、メタファーをうまく使って奥が深いとお聞きしたので紹介しておきます。