保育園や幼稚園の送りの際に泣く子どもの対処法

4月に入り新しく保育園や幼稚園などが始まった方もいらっしゃるのではないでしょうか。アメリカのベテランプリスクールの先生による、保育園や幼稚園の送りの際に泣く子どもの対処法の記事を見つけました。

私は自身の子どもを通して、アメリカで3つのプリスクールを経験していますがどの学校でも正にこれと同じ対処法を言われました。

子どもが泣けば泣くほど、親はその場で何かをしなくてはならないと感じるのではないでしょうか?でもどこでも言われることは同じ(先生の数が行き届いていて、かつ良質なプリスクールだけかもしれませんが)。I love you, I’m coming back to pick you upと伝えあっさりと去ること。I know you’ll have a good day at school! と満面の笑みを浮かべてハグをして去ること。

私は幸運にも先生と話す機会が多く、先生の立場での話を聞くことがありますが、とにかく泣いているからといって長く教室に滞在し、子どもがすがるがために本を読んだりする方が母(父)子分離には長くの時間がかかってしまうとのことでした。

それではこのアメリカの記事をご紹介します。英語でお読みになりたい方はこちらをご参照ください。

Leave- その場を去るのが最適な方法

ほとんどの場合、子供が泣いている時間はあなたが泣いている時間の長さに正比例します。両親が子供を涙で去ることは難しいことは分かっていますが、分離が正しく行われれば、子どもがずっと泣きっぱなしということにはならないでしょう。

ではどうすればいいのでしょう?

子ども見ていないときにさっと教室から去ることはしないでください。それは泣いている子どもを避けるための一番簡単な方法ですが、問題解決には全く役に立ちません。あなたの子供はあなたが去ってしまうのを恐れて泣いているのです。なのでもし保護者が見ていないうちに逃げてしまうと、さらにその恐怖が強まってしまうのです。

②子どもにバイバイを言い「ママ(パパ)はもう行かなくてはいけない」と伝えますが、同時に愛していると伝え、ハグやキス、またその他のいつもお別れの時にする習慣をします

心配したり悲しんだ顔を見せないでください。幼い子どもが状況の安全性を判断する方法は、親の表情を読むことです。もしあなたが不安がっているとか、泣いているように見える場合、子どもはその状況が安全であるとは思えず不安を増幅させてしまいます。

子どもに笑顔で、いかに学校(保育園や幼稚園)が楽しい場所であるかを伝えてください。彼らはあなたの表情に何の不安もないことを見て、この場には何も心配することがないと感じます。もしこれがあなたにとって初めての母(父〉子分離の場合、あなたの側で少し演技が必要かもしれません。このような状況で親がどういう気持ちになるかは分かります。私が務める学校では、両親は最初の1週間で子どもよりも多くのティッシュペーパーを必要とします。親はすでに子育てが簡単ではないことを知っています。母(父)子分離は子どものために、親が強くならなくてはいけない難しい時です。教室を去る時にはあなたの最大の笑顔と自信を見せてください。教室を出たら泣いてもいいです。多くの学校では、この目的のための部屋さえあります。

子どもが泣くことについて​​無関心にならないでください。子どもが自分の悲しい感情を親がケアしてくれると知ることは大切です。子どもが泣いたり、不満を募らせたからと言って子どもを叱ってはいけません。それは子どもの成長しつつある感情に苦痛と、親への失望感を与えるだけです。

子どもを安心させください。今は悲しくても学校で楽しい一日が待っていること教えてあげてください。あなた(または他の人)がお迎えに戻って来ることを伝えてください。学校の後に一緒に何をするか話してもいいでしょう。そうるすことにより、子ども達はあなたが自分の元に帰ってくることを知り、また先生達には子どもが持つ「親が去ってしまった」という感情を和らげる助けになるでしょう。子供が親を思って泣いた時に先生が「あなたのお母さんが学校の後にアイスクリームを一緒に食べに行こうって言ってたよ。楽しみだね!好きなフレーバーは何?」などと聞くことができます。そうすると突然、子供は笑顔でその時を楽しみにするようになります。ほんの1分前に子どもらが考えることができたのは、どれだけ孤独に感じていたか、そしてどれほど悲しいかということだけでした。そういう言葉がけをすることで、子ども達は親と一緒に過ごす時間を楽しみにすることができます。そうすると、学校で友達と遊んで楽しく過ごすことがはるかに簡単になるのです。

具体的な言葉のかけかた

一般的に、あなたは母(父)子分離を次のようにすることができます。

You: Okay Timmy, it’s time for me to go to work. I love you!(保護者:じゃあママはお仕事に行かなきゃ。愛してるわ)
Timmy: SCREAMS!!!!(子ども:叫び声)
You: (pick him up and give him a big hug and kiss) Oh honey, don’t worry. You are going to have so much fun at school today! I’ll be here to pick you up at [dismissal time] and we can go to the park! Then afterwards we can play with your new face painting set and have a silly face party!(保護者:(抱きかかえてキスをしながら)大丈夫よ、心配しないで。学校は楽しいよ。お迎えに来るからね。そうしたら一緒に公園に行けるよ。その後は新しいフェイスペインティングのセットで、一緒にふざけた顔のパーティやろうよ)
Timmy: (Continues crying and clings to your neck) NO MOMMY DON’T GO!!!!(子ども:(泣きながら親の首につかまって)ママ行かないで!!!!)
You: (Pass him to a teacher) I have to go to work but I’ll see you at pickup! I can’t wait to hear about all the fun things you did in school! I love you! Goodbye!(保護者:(子どもを先生に渡しながら)ママは仕事に行かなきゃいけないけど、お迎えの時に会おうね。学校でどれだけ楽しいことしたか聞くの楽しみにしてる!愛してるわ。バイバイ!)

そしてその場を去ること。

あなたの子供が涙を浮かべているときにその場を去るのはとても難しいと分かりますが、もしそれができれば、お迎えの時には子どもが笑顔で、ハッピーで、学校で何があったかあなたに話すこと間違えありません。

私はたくさんの現場を見てきています。そしてこの方法が効果的であることを約束します。

Mutsumi Paterson // Los Angeles

ムツミ・パタソン(ロサンゼルス)

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