むしろ紙が増えている

2000年代初頭に読んだとある本には、こうありました。「ペーパーレスオフィス化は遠くない未来だ」と。そうした面は確かに少しずつですが感じます。ニュースレターをメール等の配信に変更しただけでも、経費削減効果はあります。

ただ、ただです。私が所属する法人では、なにかと印刷物にして手渡すことが増えています。私以外の法人一般メンバーはそうでもない、印刷物を減らしている印象を受けますのに(あくまで個人の印象)。

これには思い当たるところがあります。法人一般メンバーの中に、情報機器端末操作を苦手とする方が多くみられるという点がまず一つ。「メール、ようせんけん(できないので)、紙でやり取りしてもええんな」「ホームページ(ウェブサイトやFacebookアカウント含めて)も見方や操作がわからんけんね」と、さぬき弁でやんわり問われたら、印刷しないわけにはいきません。或は、ある程度端末を操作できる方でも、持っている端末の画面が小さい、文字の拡大が煩雑に感じる、という点があるのです。これも、一覧性などを思い、印刷して手渡すことが多いのです。役員間ではメール等でどんどんやり取りできてはいるのですが。

情報端末操作の講習をしたほうが良いのかと思うこともあります。ただ、講習に割く時間を、お互いに合わせて作れない現状があります。結局は紙のやり取りが続くことになります。

紙が悪い、という話ではもちろんありません。必要に応じて使い分ければいいだけの話。ただ、紙という、森林資源を食うもの、且つ、「レガシーメディア」であるものにいつまでも頼りたくない思いがあるのです。使う時は使うにせよ、紙以外(主にやはり情報端末)が使えるならそちらをできるだけ多く用いる、そうしたいと願っています。

まあ、電気が無ければ情報端末もただの箱や板切れ。そうなると紙で置いておく書類もやはり一部には要りましょう。なかなかにうまく整理しきれていないところであります。

情報端末のほうが、もっと人にやさしくなる(操作性や画面が発する光の質など)未来が来たら、極限まで紙の書類は減らせるかとは思います。あと5年10年は、紙の書類を大量に扱うのだろうと(所属法人について)思いながら。

さて……役員会の議事録を印刷して綴じ込みますかね……。

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