オープンソースの国産テレカンツール ”kokutele“ サービス開始しました

小松健作(kensaku komatsu)
kokutele
Published in
4 min readAug 24, 2020

“コミュニティベースで、オープンソースの国産テレカンツールを作ろう!プロジェクト”。週末でそれっぽいところまでは作ることができましたので、本日めでたく公開します(ぱちぱち

なお、プロジェクト開始の経緯は “zoomやteamsのようなテレカンサービス。国産できちんとシェアとる事業者現れないとやばいんじゃないか?” をご覧ください。

まず、名前は “kokutele” です。「国産テレカン」の略字という非常に安直なものです。

URLは、https://conf.kokutele.com/ 。この手のツールで良くある、部屋作って、ルームID込みのURL共有したら誰でもすぐに繋がる・使えるってやつになってます。無料でブラウザアクセスするだけで使えますので、まずは気軽にお試しいただければ(パソコンの Chrome での利用を強く推奨します。モバイル環境でも軽くテストしていますが、ちょっとフラストレーション溜まると思います。。。)。

ほんと、真正面の良くあるタイプのテレカンツールです(上図は開発用の画面です)。この手の開発でありがちな、全部おんなじおっさんの顔というマーケティングセンス0のスクショw

あわせて、Facebookグループも開設しています(https://www.facebook.com/groups/307692313780090)使用感や、こうしたほうがいいんじゃん?などフィードバックお待ちしています。

一点だけ、特徴めいたことを書いておくと、参加者が4人を超えると、音声のみモードに自動で切り替わります。

4人を超えると、音声のみモードに自動で切り替わる

これの意図しているところは別途記事書きますが、ものすごーーーくざっくり言うと、”安心して誰でも使える”(有事の際でも、第三国から通話データを抜かれる可能性が極端に低い)を、無茶苦茶低コストでシンプルに実現しています。

ネタをあかせば技術的には P2P方式 ( WebRTC on SkyWay )を使っているからってことなんですが、極端な有事じゃなくても、いわゆる自然災害の時にもさほどトラフィックを使わずに、クラウドまでいかないローカル通信で済むようになっているので、例えば 3.11 の時に問題になった「ネットワークの負荷あげないように、インターネット接続は控えて!特に映像視聴とかは」は、あんま気にしなくて良くなります。結構重要なことかなと。(あんまこれ言うと、識者の方からまさかり飛んできそうですが・・・)

あと、”安心・安全” には透明性が一番です。ってことで、コードは github ( https://github.com/kokutele/kokutele ) でオープンソース公開しています。かなり急いで書いたんで、コードはぐちゃぐちゃですが・・・(汗

これから、最初にやることはコードのリファクタかな・・・今のままだと拡張とかメンテが辛い(急いで作ったコードあるある

このコミュニティは、ブログを読んでくださり利用くださった方、みんながコミュニティメンバーって考えでゆるーくやっていきたいと思っています。是非、ご利用・ご活用下さい。そこそこ使えると思います。

作りは、まだまだですし、皆さんからご利用いただき、頂いたフィードバックをもとに、より良いものに育て上げていきたいと考えています。是非、先にあげた Facebook グループ に参加いただき、フィードバックいただけると嬉しいです。

また、ご家族・ご友人の方にも、是非ご紹介いただけると嬉しいです :)

--

--

小松健作(kensaku komatsu)
kokutele
Editor for

映像コミュニケーション系のエンジニア。70, 80年代洋楽大好きなアラフィフおっさんです。Web系の技術やサービスが大好きで、以前は Google Developer Expert や Microsoft Valuable Professionalなんかもしてました。勤務先と、このブログは全く無関係です。