プログラミング教育が始まる

PsychoHazard
kuzu/NULL
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2 min readSep 3, 2019

まぁ、プログラミング教育だけの話ではないのですが。

小学校、中学校がありますよね。それらが市立であれば、市の教育委員会の管轄に基本的にはなります。市の教育委員会は独立しているわけではなくて、組織図で書くとすれば県の教育委員会の下部組織みたいなものです。

で、県の教育委員会ですが、ここには教科ごとの指導主事という役職の人がいます。県の教育委員会の建物に詰めているわけではなくて、市の教育委員会に出向というか、職場は市の教育委員会だったりしますが (県の教育委員会の建物にいる人もいます)。

指導主事がなにをするかというと、担当地域の小学校・中学校の、担当する科目について、教諭に教え方やらなにやらを指導します。

2020年から始まるプログラミング教育は教科ではないのですが、なんか担当の指導主事はできるみたいです (未確認情報)。

それで、どういう人が指導主事になるかというと、原則的には教員経験者です。別に教員OBというわけではありません。案外早くからなる人もいれば、定年ギリでなる人もいます。もちろん、指導主事にならずに定年になる人もいます。

さて、ここで問題なのですが、プログラミング教育の指導主事って、誰がなれるんでしょう? 経験してた教員は基本的にはいないわけですし。外部からという話もないわけではないようではあります。ですが、県の教育委員会での採用であって、県内のどこを担当するかは県の教育委員会が決めます。外部からの採用が実際に行なわれるとしても、どれくらい応募があるのかな…?

というわけで、プログラミング教育を教える人 (まぁ、これは基本的には全教員ですが) に対してプログラミング教育を教える人をどう集めるんでしょうね? いないものは集められないと思いますし。県の教育委員会はどう考えているんでしょう? 謎です。

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PsychoHazard
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