「レイアウトの前に」 #レイアウトのスキマ

Yutaka SEKIGUCHI
LayoutSampleBook-MdN
2 min readApr 20, 2017

いざレイアウトをしようとしてPCに向かい、テキストをざっくり置いてみてから、延々と右へ左へと迷ってしまうことはないでしょうか。

レイアウトという作業は、読み手に対して「ストーリー」を提示してあげることだと私は思っています。ストーリーとは読み手の「視線の動き」のこと。読んでもらいたい文章やコンテンツを、筆者の意図通り、スムーズに読めるよう体験を作ってあげる。それが、レイアウトではないでしょうか。

そうしたとき、あることに気付きます。

これからレイアウトしてコンテンツをユーザーへ届けようと思っているあなた自身が、実は「一番最初の読者」でもあるのです。

そう、実は「一番最初の読者」として、レイアウトするコンテンツをよく読み解き、理解してあげることが一番大事なことだと私は思います。作業をはじめる前に、まず自分自身がいち読者としてよく原稿を理解すると、その後の作業が格段にスムーズになるはずです。

レイアウトは、「枠に流し込む」のではなく「理解して配置する」、そういう姿勢を忘れないようにしたいといつも思っています。

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