残業したくない、そもそも8時間労働って長過ぎるだろ
僕は会社員時代、ネットベンチャーにいました。当時は、「残業したくない、そもそも8時間労働長過ぎるだろ!」と思うくらい仕事が嫌でした。
業界柄、残業が当たり前になっていることに疑問を感じてもいました。しかし、周りがガリガリ働いているので、そんなことは口にできず、自分が間違っているんだ、と思うようにしていました。
でも、ある本を読んで自分が正しいのだと気づけたのです。
それが『あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。』という本。
書いたのは、日野瑛太郎さん。「脱社畜ブログ」という人気ブログを運営している方。
ブログでは、日本人の異常な労働観を指摘する記事が書かれており、はてなユーザーから人気を博しています。
プライベートを犠牲にする事が当たり前に
Web業界で働いていると、平日に遊ぶ・飲みにいく(アフター6)なんて概念はありません。みんな遅くまで仕事をして、仕事が終わったらすぐ帰るというのが当たり前でした。
一方、ホワイト企業に務める人々は6時くらいに会社が終わって、同僚と飲みに行ったり、合コンに行ったり、趣味に時間を費やしたりしていました。
こうした差があったので、僕は「ベンチャーで働くのって損じゃない?」と思っていました。それが、日野さんの本によって確信に変わったのです。
人間は、別に仕事のためだけに行きているわけではありません。結婚・出産・育児、趣味やボランティア活動など、仕事以外にも人生で重要な事は山ほどあります。
それなのに、たかが仕事の「やりがい」のためにプライベートを犠牲にし、劣悪な労働環境でいいように使われて、心身ともにすり減ってしまうというのはアホらしいと思いませんか。
仕事なんて、これから何十年もやることになるのに、その時にしか楽しめないことをムダにしてしまうなんてもったいないですよね。
僕は、こうした経験を高校時代からしているので、日野さんの本を読んで「今を犠牲にするのはやめよう」と誓うことにしました。
その時の楽しい経験は後で取り返せない
僕、高校時代をホントに後悔してるんですよね。
進学校にいて部活にも入っていたので、全然遊べなかったんですよ。
他の高校に行った友だちは買い物に行ったり、長期休みで東京に遊びにいったりして高校時代にしかできない貴重な経験をたくさん積んでいました。
参照:もう気づいてるんじゃないの?辛い努力は誰も幸せにしないって
それをうらやましいと思いながらも、将来役立つかわからない「勉強」に時間を費やしていたのです。
その時にしかできないことは我慢しないことにした
当時は「勉強する事が正義」と思っていましたが、今になってみると、勉強なんか適当にやって、もっと遊んでおけばよかったと後悔しています。
そして、会社員時代も同じことを繰り返そうとしていたのです。
そんな時に、『あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。』を読んで改心しました。
「これをやりたい!」と思ったときに、仕事を理由に諦める生活をやめることにしたのです。
そして、そういった制約を受けない働き方を目指すようになったのです。
副業ブログで本気出して理想的な働き方を手に入れた
そこから、副業でやっていたブログにさらに本気で取り組むようになりました。
結果、会社を辞めても暮らしていけるようになり、ITフリーランスとして独立しました。
そして現在は、やりたい!と思うことに、すぐ取り組めるようになりました。
去年は、屋久島、九州、島根、高知、北海道、京都などいろんな都市に行けたし、今年は、すでに2回も海外旅行に行っています(セブとベトナム)。
また、月1で実家である山形にも帰れています。会社を辞めて、こうした生活が可能だと気づけたのは大きな収穫でしたね。
さらに、大好きなM-1の予選もたくさん見に行けました。やはり、あの時の決断は間違ってませんでした。
「この働き方でいいんだろか?」と疑問に思ったら、、
こうした生活も可能なので、日々の仕事に疑問を感じている方は、「これってホントに正しいの?」と考えてみてください。
そして、日野さんの本を読んでみてください。そうすれば僕のように変わるきっかけをつかめるかもしれません。
特に、忙しい会社で働いている方はぜひ。
以上、Let’s work enjoying!の編集長 プロブロガーのタクスズキ @TwinTKchan
がお送りしました。
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