Webベンチャーに就職・転職しちゃって後悔してる人が知るべき3つのこと
ちきりんさんの著書「未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる」が良かったので、紹介します。ホワイト企業に入りたかった自分としては救われた気分になりました。
ベンチャーに入って後悔している方には特に読んでほしいです。
意外とあるベンチャーのメリット
1 自由な働き方を選びやすい
業界の中にいたら、なかなか気づきにくいのですが、客観的に見ると、以下のようなメリットがあるそうです。
ITやウェブ関係のスキルと職務経験を持つ人達、今は失業を懸念する必要がほぼありません。
この分野で一定の経験とスキルがある人なら、数ヶ月くらい仕事を離れても、失業リスクとは全く無縁なのです。
Web業界は、ベンチャーが多くガシガシ働くことになります。これは大変に思えますが、その修行により、失業の不安がなくなるのです。
こうしたことを理解しておけば、仕事が大変でもがんばれそうですね。
逆に、大企業や公務員を選んでしまうとこんなデメリットがあるようです。
公務員や大企業の社員は、一生安定した収入が得られることから人気がありますが、こういった職業では（産休など特定目的以外では）、何年か働いた後に数ヶ月の休みを取り、その後また働き始めると言ったことはできません。
いったん辞めたら、再雇用もほぼ不可能です。
大企業の場合、その会社でしか通用しないスキルをつけることになるので、退職してしまったら、次の仕事探しに困るんですね。
その点、ベンチャーでスキルをつければ、好きなときに仕事を辞めて、好きなときに復職するという、働き方が可能になるのです。
これはモチベーションにしたいところ。
2 いろんな経験を積める、仕事に困らない
また、これからは大企業でも安泰でなくなります。リストラのニュースをよく聞くようになりましたからね。
こうした「どの会社も、もはや安定じゃない」ということを知れば、ベンチャーで働くメリットも見えてきます。
ベンチャーであれば、「会社内」だけでなく「転職市場」で評価される人間になれるんですね。
現時点でさえ日本を代表する企業が、中高年のリストラを必死で進めているのです。
そうであれば、少なくとも現時点に置いて「市場のニーズが高い仕事」で経験を積んでおくことの方が、将来のためにも安全だとは言えないでしょうか？
大企業にいる使えないおじさんにならないためにも、ベンチャーで訓練しておくのも悪くないですね。
3 変化に対応する力が身に付く
web業界にいれば、変化に強くります。会社員時代はそれを感じていましたね。
栄子必衰とはまさにWeb業界のことで、ゲームやSNSの分野で、主役がどんどん入れ替わっていきました。
このように、トレンドに対応していくため、変化への対応力はつきましたね。それゆえ、職場を変化させることにも抵抗がなくなるんです。
新卒で日本的な終身雇用慣行が残っている企業に就職し、何十年もそこで働いている人にとっては、会社を辞めると言うのが物凄く怖いこととなります。
その一方、外資系企業や新興企業、中小企業、もしくは金融やウェブ、ソーシャルメディアなどの業界では、数年ごとに転職することも、今やまったく珍しいことではありません。
そういう環境で働いていると、所属先の組織を辞めるのは、恐れおののくようなことでもないのです。
大企業に勤める人々は、変化を恐れ、会社を辞めることに抵抗を感じるようになります。
しかし、web業界で働く人は違います。
転職が当たり前の業界ですから、環境を変えることに慣れているのです。
ダーウィンも「変化できる人間は生き残る」と語っていますから、この能力は非常に大切なんですね。
最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるでもない。唯一生き残るのは、変化できる者である
こう考えると、ベンチャーにいることは幸せと言えます。
ベンチャーという環境を肯定しよう
このように、ベンチャーで働くことには多くのメリットがあります。
新卒でミスったな、転職しなきゃよかった、と後悔している方は、こうした視点で考えてみましょう。
ではまた！
