2019年 江坂テニスセンターでの全日本ジュニアテニス選手権 1回戦の戦い方
来年でなくてもいいのですが、14歳以下男女の試合をランダムに観て、僕がジュニアのコーチだったら今後の試合、そして来年の全日本をどう戦うかを考えてみました。
昨年度の江坂ではテニスキャンプ、allout でたずさわっているクラブ所属の選手が2回戦、マッチポイント40–0から逆転されて敗戦し、僕なりにかなりダメージを受け大坂を後にした覚えがあります。
今年は14歳以下男女1回戦を観る機会がありました。とくに1回戦というのはとても緊張するものであり、僕も中々もっている実力を発揮できなかった覚えがあります。
これが3回戦ぐらいになるとコートにも慣れ、修羅場もくぐってきたのでそこまでミスらなくなるんですけどね。なので1回戦というのはとくに慎重に戦わなければなりません。
そんな経験があったので、ではどのようにして戦わないといけないか答えをだしてみようと思いました。
会場には著名な元プロ選手やジュニア育成のトップコーチ達とお会いしたので色々と話をきき、具体的な質問を投げかけ、それらを自分なりにまとめてみました。
ミスしない
これに限ります。皆もっともっと練習を沢山してミスを減らそう!という話ではありません。多分どの選手も全日本ジュニアに向けて沢山練習してきたことでしょう。
また、ミスしないと言うワードは、ミス待ち、もっといえばロブ戦の応酬と誤解されそうですがそうではありません。
エースは目立ちますが実際にエースを取られてポイントロストはそこまで多くはありません。ポイントを落とすパターンをみてみると、自分がミスしているのです。ポイントをとるパターンをみてみると、相手がミスしているのです。
そしてもっと掘り下げるならばこのミスは、技術が足りないミスではなく、相手、コート、球種、いろんな要素に対応してないミスでありました。普段こんなミスしないのになんて思いながらミスを重ねてしまいます。
そしてそのミスに対応してない事に気がついていない部分、ここに対してミスしないということなのです。
多分1回戦で負けてしまった選手は実力を充分に発揮できなかったそう思っている選手が多いのではないかと思います。
ですので僕のなかでの答えはまずはコートになれるまで無理しない、1st取るまで慎重にいく、いや1回戦終わるまではまずはリスキーなプレーはしない。
そして来年の試合では、ミスさせられたことに試合中に気づくようにしておくこと、その対応策を予め準備しておくこと。そのようにして試合に挑めばまた違った結果になるかもしれません。
キャンプ情報
まずは試合での心理状況を設定し安全策の中で戦うことを伝えています。