アンフォースドエラーについて 良いミスと悪いミス

Hideki Kaneko
hello world!
Published in
3 min readSep 17, 2018

まずはしてはいけない一番のミスはネットです。ネットしてしまったらその時点でポイントを失います。相手が間違って触る可能性はゼロになってしまうわけですから。

次にサイドアウトのミスです。意外と練習の中で多いのがこのサイドアウトのミスです。多いというのはネットだとミスしたという認識がいやでもあるのですが、サイドアウトだと断然に薄いのです。

認識が薄いというのは、ミスしていることに気がつかずにそのまま練習を続行してしまっていること。

具体的な例を一つあげると、回り込みフォアハンド・ダウンザラインを打って展開をしていく状況での球出しでは、サイドアウトからスタートする選手がいます。気にしてみているとこのような選手は常にサイドアウトからスタートしているのです。

そしてそのミスから修正しているわけでもないので、気がついてないことになります。サイドアウトの怖さを知りながら練習をしているわけでもないので、いざ試合になったらサイドアウトでポイントを落としてしまう。

回り込みフォアハンドで相手の重心を外すダウンザラインはとても重要な戦術のツール(道具)の一つです。

サイドに切れてしまうそのツールは試合では怖くて打つことができなくなってしまいます。練習ではできてるのになんて勘違いをしてしまいます。

そのようにならないための練習の方法

コーチの球出しの場所もわざと負荷をかけるために枠を狭くしている場合もあるので、その時はまずはコーチに当たっても良いので、外から中ではなく、中から徐々に外側に向けて打つようにと伝えています。

そのようなちょっとした思考のテクニックを持つことによってミスの確率が断然に減るようになります。あとはより精度を磨くだけです。

ゲームカウント、4-4の30-30のこの状況で何を選択しますか?

ウィンドミルはナダルだから、トッププロだからと否定する人は他にどのスイングを選択しそしてコートの中におさめることができるのでしょうか。

僕は安全策を優先にするので、ウィンドミルを選択します。だとするとこの時の心理状況を想定して、どのようなショットにするのか。軌道、球種、高さをイメージしながら、それらをすぐに選択できるような練習にしなければなりません。

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