店頭での書籍注文受付
リブライズの「ブックストア」は、基本的には利用者一人ひとりがオンラインで事前決済するので、レジを通さずに済んで楽です。一方、オンラインではなく店頭で注文したい、というケースもあります。
- 学生さんでクレジットカードが使えない
- 現金で決済したい (ご年配の方に多いようです)
こういった場合も、リブライズのブックストアは利用可能ですので、本稿では、その方法についてまとめます。
準備
- ブックストアに申し込む (まだの場合)
- ブックスポットカードを用意する (任意)
- ブックスポット決済の設定をする (任意)
店舗などに置かれた共有端末の場合、個人のFacebookアカウントは運用がやりにくいです。有料ですがブックスポットカードを手に入れておくと、リブライズへのログインが楽です。※1
また、店頭注文の際に、個人のクレジットカードを使ってしまうと後で混乱しがちです。「ブックスポット決済」に、あらかじめ特定のクレジットカードを設定しておきましょう。※2
お客さんと一緒に本を選ぶ
- ケース1: 「(本棚にある)これと同じ本をください」
→ 貸出同様にバーコードリーダでその本をスキャンします。 - ケース2: 「〇〇というタイトル/著者の本をください」
→ ブックストアページで取次在庫を検索 - ケース3: 「〇〇に関する本をさがしているんだけど…」
→ 同様に取次在庫を検索、あるいはGoogleへ
ブックスポット決済で購入
見つかった書籍のページで「購入する」をクリックすると、この画面が表示されます。支払方法を選びましょう。(個人での購入と基本的には同じです)
注文時会計にする場合 (推奨)
なるべく注文時にお金を受け取ってください。入荷予定の日付も先ほどのダイアログに表示されています。
「お買い上げ、ありがとうございます、8/29の水曜日午後に入荷される予定です。夕方以降に立ち寄っていただければ確実です」
みたいな、流れになるでしょうか。
受け渡しと同時に会計する場合 (非推奨)
返本には対応していないため、以下のようなケースで、注文時会計していないと、ブックスポット側の「持ち出し」になります。要注意!
- お客さんが、なかなか受け取りに来れない🙄
- 注文だけして音信不通になってしまった 😢
とはいえ、電話で頼まれたり、などいろいろな事情でそうもいかないことはあると思います。その際、基本的には書籍代を受け取ってもらうだけなのですが、ちょっとした落とし穴が… 😱
税抜き金額に気をつけて!
次の写真を見てください。取次から届いた本と、スリップの写真です。
- 左: 書籍の裏の定価の欄に「本体933円」
- 中央: 小さいほう紙に「定価980円 (5%税込)」
- 右: 大きいほうの紙に「本体価格933円」
上記のどの金額をもらえば良いのでしょうか? 実は「933 × 1.08 = 1,008 (円)」が正解です。まさかの正解無し! 消費税分を考慮する必要があります。また、数年前の本だと消費税5%の頃のものが、まだまだ残っており、さらに事態をややこしくしています。うっかり、980円で会計してしまうと、3%をもらい損ねます。ということで、要チェック。
定価(税込)を計算する/確認する
電卓でも良いのですが、毎回は面倒です。レジが導入されている、あるいはSquareなどのレジアプリを使っている場合、税額計算の機能は必ずついています。それらを活用するのも手です。
また、ブックスポットの管理画面から「ご請求履歴」にアクセスすることでも、税込の定価を確認できます。
まとめ
税込金額の扱いなど、注意点はあるものの、店頭での注文もOKにすると、お客さんやご近所さんとの接点がひとつ増えます。来店機会にもつながるので、ぜひ挑戦してみてください。
店頭注文で、まずは体験してもらうのが、大事かと思います。受け渡しの際、オンライン購入の方法についてもお知らせするとGood!
メモ
※1: 個人のリブライズアカウントで、代理購入すると、自分の購入履歴が荒れてしまう、というか分かりにくくなってしまいます。その点でも、ブックスポットカードであれば、別アカウントにできます。
※2: 契約しているプランによっては、請求書払いも可能です。