全社共通エンジニア環境・施策

Tokiharu Noto
LIVESENSE ENGINEER INFO
4 min readJul 10, 2018

PC やツール

エンジニアの標準機は MacBook Pro 15 インチで、キーボードは US または JIS から選択できます。Windows 機や他の Mac も必要に応じて選択できます。外部ディスプレイは 23 インチ (1920×1080) のものを必要な枚数提供しています。

エディタは各自が好きなものを利用でき、JetBrains 製品など有料のものについては会社で購入しています。

全社共通の GitHub Organization, CircleCI なども用意されていますが、事業単位でソースコード管理や CI ツールを個別に選択しているケースもあります。詳細は、事業単位のページをご覧ください。

カンファレンス派遣制度 (海外/国内)

海外カンファレンス派遣制度

6 ヶ月ごとに 1 名、海外の技術カンファレンスに派遣する制度です。世界中で行われるトップカンファレンスで技術や開発手法を吸収する、または自ら発表する機会を提供します。本人からの提案を元に審査を行い、採択されたエンジニアに対し、航空券、宿泊費、カンファレンス参加費、旅行保険費が会社から支給されます。

この制度についての、関連するインタビュー記事はこちら。

国内カンファレンス派遣制度

エンジニア全員を対象に国内カンファレンスへの参加を支援する制度です。カンファレンス参加費用の他、東京近郊以外で開催されるものについては、交通費、宿泊費も提供されます。

チーム構成

リブセンスで、主にウェブアプリケーション開発に携わるエンジニアは事業単位の組織に所属しています。これにより、事業やプロダクト単位で迅速な意思決定を行いながら開発・運用できています。

スマートフォン・アプリケーションを開発するエンジニアは新規事業部に、インフラストラクチャ・エンジニア、機械学習やデータ・エンジニアリングに関わるエンジニアはテクノロジカル・マーケティング部に所属しており、技術的なノウハウを全社単位で集積しながら活動しています。これらの部署に所属するエンジニアは、関わるプロジェクトごとに事業単位のチームにも参加するという形態をとっています。

懇親会、ランダムランチ

リブセンスでは大多数のエンジニアは事業単位のチームに所属するため、プロダクトをまたがったエンジニアの協調・協力の取り組みや、会社への帰属意識が少なくなってしまうという問題が発生することがあります。そういった問題を解消するため、プロダクトをまたがってエンジニア同士で交流できる仕組みがあります。

ひとつは毎月のランダムランチです。これは、エンジニアをプログラムによりランダムで 4 人ピックアップして、いっしょにランチして交流する仕組みです。もうひとつは四半期ごとのエンジニア懇親会で、LT (Lightning Talk) をしつつ、飲食しながら交流を行っています。またエンジニアと交流したい他職種の参加も歓迎しています。

Tech Award

年に一度、社内の技術的な取り組みを表彰するしくみであり、技術を称え合うエンジニアのお祭りです。エンジニアとして事業の成功に貢献するのは当然ですが、一方で技術自体を武器として磨いていくということも重要なので、技術的な取り組み単体で見て評価しながら、研ぎ澄ましていくということを目的にしています。また、事業やプロダクト、組織をまたがって優れた技術的な取り組みを社内で共有する仕組みとしても有効です。

社内インターン制度

事業の枠を超えたノウハウ共有・交流や、困っている部署を助け、協力し合う文化を作ることを目的として、社内インターン制度を用意しています。本人の意志と、受け入れ先・派遣元の上長、全社エンジニア職能リーダーの同意に基づいて、3 ヶ月を上限に期限を決めて実施しています。本人の意志に基づく社内異動制度のお試し期間としても活用可能です。

書籍購入制度

全社エンジニアの集う Slack チャンネルで図書委員に本の購入を依頼すると、図書委員会が総務と連携し、特別な経費精算手続きなく本を購入・提供してくれる制度です。購入された書籍はブクログに登録し、社員が検索・参照できるようになっています。

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