持参薬鑑別でお困りの医師・薬剤師の皆様、お待たせしました。「Medkan」です。

Yutaka_kun
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Published in
Aug 23, 2021

薬剤鑑別アプリケーション「Medkan」のご紹介です。
薬の写真を撮影するだけで一度に複数の薬剤を鑑別することができます。
今までのように認識記号を一つ一つ入力する作業は不要です!
写真一枚でスピーディーに鑑別作業が完結できます。
現在はiOSのみ対応ですが、今後Androidにも対応していく予定です。

2021.9.1から2021.9.3まで医療と介護の総合展(オンライン)に出展しております。ご興味がある方はぜひお立ち寄りください。

医療と介護の総合展

弊社ホームページ

*現在このアプリはAppStoreではインストールできないようになっています。ご試用になりたい方はお手数ですが一度弊社までお問い合わせください。

Medkanイメージ画像

錠剤・カプセル等を撮影

錠剤に印字されている文字や刻印が目視できるようにカメラのピントを合わせます。
画面右下のスライドでズームの調整や明るさの調整ができます。
ピントが合ったタイミングで画面左下の「認識ボタン」をタップすると、錠剤がオレンジの枠で囲まれます。
画面右下の「検索ボタン」をタップすると写真から錠剤の画像がトリミングされ、それぞれ検索サーバーに送信されます。

認識前:認識後

認識補助機能

*オレンジ枠内をタップすると枠の削除ができます
*「全クリア」をタップすると全ての枠の削除ができます
*画面をタップしたままドラッグすると手動で枠の作成ができます

検索結果画面

それぞれの画像から抽出された文字列が返却されます。
返ってきた文字列がさらに薬剤データベースに送信され、文字列と一致する薬剤データーが返却されます。薬剤データは画面右側にリストで表示されます。「PDF」ボタンをタップすると薬剤の添付文書が展開されます。

結果表示画面:PDF表示画面

あいまい検索機能

下の図のように画像の向きなどによって完全に文字が抽出できず、対応する薬剤データが得られない場合があります。
その場合は”あいまい検索機能”により文字列の「類似度」の高い順に薬剤データが返却されます。

薬剤データのソート機能

画像から抽出された文字列によっては大量のデータが返ってくる場合があります(”100”とか”250”などの文字列)。

実は文字列の検索は2つのルートが存在します。

・抽出した文字列を「認識コード」として検索するルート
・抽出した文字列を「商品名」として検索するルート

「コード」ボタン「商品名」ボタンで返ってきた総取得件数をざっくり2つに2分できます。さらにそこから、

・錠剤の「割線なし」
・錠剤の「割線あり」
・「カプセル」
・「その他」

の4つスイッチでデータを分けることができます

文字列を 250 で検索した場合

文字列抽出補助機能

画像の回転

スライダーを調節することで、画像を回転させることができます

・右にスライド→右回転
・左にスライド→左回転

回転前:回転後

画像の文字の強調・再抽出

「電球」ボタンをタップすると画像内の文字を強調することができます
「目」のボタンをタップすると、画像内の文字を再抽出ができます

強調前:強調後再検索

手動で入力

入力欄をタップするとキーボード入力により手動で文字列を修正することも可能です。入力完了後「search」ボタンで再検索ができます。

カメラ撮影時の手ブレ

カメラは常時最新フレームから5フレーム分の画像を保持しています。タブレットをうまく固定できず、画面がブレてしまった場合は数フレーム前に戻ることで、撮り直しを防ぐことができます。

画面下の「-1」「+1」ボタンを押すことでフレームの移動が可能です。

・-1→1フレーム戻る
・+1→1フレーム進む

カメラロールの写真をアップロードして使用する

カメラ画面右上の「花びら」ボタンをタップするとカメラロールに保存されている画像が出てきます。
任意の画像をタップすると選択した画像が画面にアップロードすることができます。

認識記号のみで検索

画像からではなく、文字列だけの検索も可能です。
画面下部の「手入力モード」をタップして、入力欄に”認識記号”または”商品名”などを入力し「search」ボタンをタップすると、対応する薬剤データが返却されます。PDFの観覧方法やデータのソート機能方法は「カメラモード」と同じです。

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Yutaka_kun
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Editor for

Microbiology technician,Machine learning engineer(beginner)