半分リモート、半分通勤がベスト。

Hiroshi Shimotsumagari
Lucky Brothers & co.
3 min readNov 22, 2016

このブログでは抽象的なことばかり書いているので、たまには具体的な勤務形態みたいなことも書いておこうかなと思います。

週の半分リモート、半分オフィス勤務

いま僕は、週7日間のうち、2日間リモートで働き、また週のうち1日を「休日」としています。それ以外の4日間は基本的に渋谷のco-ba shibuyaというコワーキングオフィスで働いています。

リモートは週2日なのですが、エンジニアの田島が休みをとった日は、わざわざ渋谷に来るのも交通費がもったいないので、家か、家付近のカフェなどで作業をしています。

なので実際のところは、オフィスで働く日が週3日、それ以外の場所で作業しているもしくは休日が週4日、みたいなケースが多いのが現状です。

創業したての7,8月は週7でコワーキングオフィスで作業をしていたので、その頃から比べるとだいぶ環境が変わったなという印象があります。

毎日リモートワークはしんどい。

プロブロガーのタクスズキさんがおっしゃっているように、毎日リモート/ノマドワークというのはちょっとしんどいです。

ノマドワークをするには、まず、その日どこで作業するかを決めないといけません。自宅でもその辺のカフェでも、自らの意思で「今日はここにしよう」と決めなくちゃいけないんですね。これって、メンタリストのDAIGOさんの言葉を借りると「ウィルパワー」を結構使います。

「オバマ大統領やマーク・ザッカーバーグは、毎朝”決断”をする機会を減らすために、同じ服を着る」という有名なエピソードがありますが、この”決断”を、毎朝迫られるというのは結構つらいものがあります。

参考:『自分を操る超集中力

制作系の仕事であれば、デザインやちょっとした演出などの細かな指示がしにくいという点もあります。テキストでそうしたニュアンスをすべて伝えるのは難しく、そういうときは直接会って話せないもどかしさを感じることもありますね。

他にも、「作業環境がバラバラでなかなか深く集中できない」とか「誰とも面と向かって話さないと寂しい」といった欠点もあるので、毎日リモートワークができるのは、それに耐えられる一部の方だけなんだろうなと思います。

リモートワークは週の半分がちょうどいい。

とはいえ、「通勤をしなくてもいい」という最大のメリットがあるので、リモートワークも取り入れたい。その気持もすごく分かります。

そこで考えたときに、いま僕が実現できているような「リモートワークとオフィスへの通勤を半分ずつやる」というのはかなり理想的なんじゃないかなと。

リモートで作業していて伝わらないもどかしいところは、翌日会って直接話す、とか。実はそれくらいの距離感がいいんじゃないかと思っています。1人でじっくり考える時間も取れますしね、こうした時間も必要です。

これはオフィスでの勤務と、リモートでの勤務のおいしいところだけを取る感じですね。まさに、「もっとよくばる」を象徴しているんじゃないかなと思います。

こんな感じで、結構身の回りには「帯に短し襷に長し」的な物事っていっぱい転がっていて、どちらを選んでも何かしら犠牲にしないといけない場面が出てきます。僕らは、どちらも捨てがたいものについて、その都度「どっちも取れないか」を考え続けたいなと思います。

何かの参考になれば幸いです。

text by shimotsu

--

--