「外注」は極力しないようにしています

taji
Lucky Brothers & co.
2 min readNov 27, 2016

今日は会社の方針に関するお話です。

Lucky Brothers & co. は「もっとよくばる」という経営理念を掲げており、事業内容においても、自分たちの作りたいものを作る自社サービスと、お客様に求められたものを作るクライアントワークの両方を大切にしながら働いています。

そうした中で、特にクライアントワークのお仕事においては、忙しい時期だとどうしても社内のリソースだけではご依頼をお受け出来ない場合もあります。一般的には、同業者の中から外注先として引き受けてくださるところにお願いし、社内ではディレクションの役割でのみ動く、という選択肢をとるケースもあります。確かにその選択肢をとった方が多くの案件を同時に受けることができるですが、弊社ではそうした外注前提のお仕事は受けずに、より密度の高いお仕事に絞るようにしています。

なぜなら、クライアントワークをやることのメリットは、無借金経営ができるということ以上に、プロジェクトを通して社内のスキルレベルを短い期間で向上させられる点にあると考えるからです。

従って、毎回クライアントワークのプロジェクトが始まる際には、このプロジェクトを通して今の自分達にないどのスキルを伸ばしたいのか、という目標値を設定するようにしています。(もちろん、お客様に対して届けたい目標数値も別で設定した上で、です。)

寧ろ、プロジェクトを経ても何も伸ばせそうなスキルの余地がない、すなわち今の自分達が持っているスキルの焼き直しだけで仕事をこなすようになったとしたら、それはかなり危険な状態だと思っています。そうした兆候が見られたら、大きく方針転換を行うでしょう。

ややトゲのある文章になってしまったかもしれませんが、「外注メインになるような受託仕事は受けない」というのが、弊社がもっとよくばるという経営理念を実現するためにとっている戦略の1つです。

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