ワークショップ「知らない線、知っている都市」を開催しました!

カタヤマコウイチ
Mable Blog
Published in
5 min readDec 24, 2017

12/11(月)に”Sew”Future Work Studio
ものづくりワークショップ「知らない線、知っている都市 -プラ板・レジンでつくる地図小物」を開催しました。

Mableとしては初めての大人を対象としたワークショップ。
自分たちの伝えたいこと、体験してほしいこと、楽しんでもらって帰ってもらうことを盛り込みながら企画を考えるのが難しく期待と不安でドキドキしながら本番を迎えました。

当日は、満員御礼!そして参加者のみなさんに「楽しかった!!」と言って帰ってもらえたのでひとまずホッとしています。
ということで少し当日を振り返りながらレポートを書いていきます。

Work 1 :まずは、地図で遊んでみよう!
『15都市の道路線カードと、それに対応した都市写真カードを組み合わせる』

道路線カード(都市名がわからない!)とそれに対応する各都市の写真カードがバラバラに並ぶ

よく耳にする都市が、道路線だけだと意外とわからない「もどかしさ」をみなさんに味わってもらいました!
答えがわかった時の爽快感によって、会場のテンションは最高潮に!

Work 2 :都市を切り取ってみよう!
『都市を選び、Mable Previewを使って(スマホで)道路線をダウンロードする』

Mable Previewを使ってもらえてる!!

実際にMable Previewを使って、参加者が思い思いに都市を切り取ってもらえていたのが嬉しかった。
もっとみんなに使ってほしい!!Mable Preview!!

Work 3 :地図グッズをつくろう!!
『道路線データをプラ板に出力。プラ板を焼いて、レジンを塗る』

プラ板に道路線が印刷されます。それぞれ好きな形に切り取ってもらいます。
トースターで焼いた時のプラ板の縮まりっぷりよ!!ここも地味に盛り上がりポイント。
UV照射器でプラ板に塗ったレジンを硬化させてます。映える。
完成品。カッコいい。

これがどこの都市かわかりますか?もはや僕らも一目見ただけではわかりません(笑)
切り取った人だけがわかる自分だけの都市が出来上がります。
今回はワークショップで作った「自分だけの都市」をそれぞれ持って帰ってもらいました。

なんか、もう、これカッコよくないですか?とか。
知っているはずの都市がわからなくて、読み解くことからはじまるとか。

「地図ってちょっとおもしろいかも」からはじまる都市や街の魅力。
それによって、これまでのまちづくりとは違った都市の愛着の持ち方を作ることができるかもしれない。
そんなことを考えながら企画を進めていきました。
ワークショップを通して参加者のみなさんに少しでも実感として伝わればと思ってます。

今回のワークショップは参加者のみなさんの「感性」や「場を楽しむ力」が素晴らしかったです。この参加者のみなさんの素晴らしさにより、素敵な時間を作ることができたのかなと感じています。

それもひとえにSewさんが作ってきたコミュニティの素晴らしさとも言えると思います。

Mableのプロジェクトは口で説明するよりも、体験することが一番なんです。
そのためには体験することのできる場をつくることも大切なのだなぁと再確認した3時間でもありました。僕らもこのようなコミュニティを作っていきたいものです。

来年以降も「『データに触れる』という体験を豊かなものに」を目指して、お会いした人たちの期待のナナメ上をいく体験を提供していきたいと思います。

あらためまして、このような素敵な機会を提供していただいたSew メンバーのみなさん、そして我々のような風変わりな集団のワークショップに参加していただいたみなさん、ありがとうございました!
またどこかでお会いできたらと思います。

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