『北欧女子オーサが見つけた日本の不思議』

オーサ・イェークストロムさんの「北欧女子が見つけた日本の不思議」の書籍化。

このサイトは私もいつだったか見かけたことはあって、そのときは「漫画うまいなぁ」という印象以外は特になかったのだが、単行本になるとまとめて読めるせいか面白い。

(日本の漫画は絵画やイラストとはまた違って記号的な要素が多く、絵自体はうまくても漫画に慣れていない人が書くと風刺画みたいになっちゃうことが多い。特に4コマは書き込みすぎると画面が五月蠅くなっちゃうしねぇ。4コマ漫画は認知心理学の粋を極めた芸術作品だと思う)

「外国人から見た日本」というテーマはテレビのバラエティ番組でもやるほど陳腐だけど、これを作者の1人称視点に絞ることで逆に面白くなっている。特に日本の生活に慣れた作者が祖国のスウェーデンに帰省した際に、2度目のギャップに驚く件(くだり)は面白いと思った。

あと「日本にはさまざまなノーの表現がある」という部分は面白い。「ノーと言えない」ではなく「さまざまなノーの表現がある」という表現に膝を打った。でも、例えば京都に住んだらもっとすごいことになるよ(笑)

この作品、2巻目が出るらしい。楽しみです。