本気でない者、フィールドに立つべからず。アメフトから教わった大切な事。
明日のパナソニックとの試合は世間一般から見たら消化試合である。
明日の試合の勝敗関係無く、両チームともリーグ戦を突破し、準決勝に駒を進める。詳しくは協会のホームページを見て欲しい。
準決勝は2週間後の11月29日に再度、パナソニックと試合をする。
「明日の試合やる意味ないじゃん」
そうも思える。しかし俺はそうは思わない。
俺は明日の試合も最高の準備をして最高のパフォーマンスを魅せる。
なぜなら?
お金を払って試合を楽しみにしているファンがいる。
関東から声援を送ってくださるファンがいる。
手を抜く必要がどこにある?
未来のアメフト選手のためにアメフトの価値を高める。
最高のパフォーマンスを発揮して、最高の価値を提供する。
チームの方針はある。
でもライズというチームは俺の方針とぶれない。
だから俺は今このチームにいる。
アメフトは戦略が勝敗に大きなウェイトを占めるスポーツである。
コンタクトスポーツであり、怪我人が出れば戦力に影響がでるスポーツである。
手の内を隠し、選手を温存する。
そんな方針があるかもしれない。
俺は違う。
手の内を隠すといっても試合では練習でやってきたプレーしかできない。
使うプレーは少なくなっても使うプレーは本気でやる。
そのプレーで相手に嫌なイメージを持たせる事ができれば、戦略の幅が広がる。
俺がフィールドにたつ場合は本気でプレーする。
手を抜いてプレーすればそれだけ怪我のリスクがあがる。
抜いてるところに激しいコンタクトをもらったら一発だ。
フィールドは命をかけるところ。
明日の試合もヘッドコーチ、コーディネーターに命を預ける。
そして出されたサインに対し、自分を信じ、仲間を信じ、勝利を信じ、魂込めてプレーする。
これはビジネスでも同様である。
手を抜いてもお金がもらえる環境を俺は抜けた。
アスリートプレナー(アスリート起業家)として生きる生き方を選択した。
本気でない者、フィールドに立つべからず。
そういった生き方、考え方が広がれば世界は変わる。
すべては未来のために。