具体と抽象

ます
MATH-Room
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2 min readFeb 20, 2018

夢について考えるとき、
代替手段が見つからない場合は、
それは、夢ではありません。手段です。(引用:植松努 Facebook

初めてこの文を読んだのは、2年くらい前です。
夢とか目標は、代わりの効かないものだ、と考えることが多いですよね。そんな中で、代替案が無いものが手段である、という主張は、個人的には新しいと感じられるものでした。

僕が、これに影響されて考えを進めていった(捉え方がズレているかもしれませんが)ところ、日々を楽しく過ごしたい、という1つの夢にたどり着きました(アホの発想です)。
しかし、この夢には、代わりとなる別プランが存在しません。ということは、これもまた、手段に過ぎないのでしょうか。楽しく過ごすこと、よりも深い夢があるのでしょうか。いくら考えても、思いつきません。

そこで、自分なりのアイデアをつけ足してみました。
すると、「具体的な夢や目標について考えるときには、必ず『なぜ』を考えよう」となります。
具体的な、という言葉がポイントです。

例えば、小学校の先生になりたい、というのは具体的な夢です。どうしてなりたいか、考えてみましょう。
子どもの役に立ちたい、という理由であれば、保育士や小児科医、スクールカウンセラといった選択肢も現れてきますね。
人にものを教えるのが好き、ということなら、予備校の先生やスポーツのトレーナ、コンサルタント系の仕事も当てはまるでしょう。
「なぜ」に戻って考えてみると、具体的なものは一つでないことがわかるはずです。

「なぜ」を一つ掘り下げることで、思考は一つ抽象的になります。
そして、抽象的な思考から、具体的なものは色々と取り出せるのです。

なぜ、この時期にこの内容か。
3月・4月は、出会いや別れの季節、などのように言われています。
新たなスタートを切る人、いまの場所で努力を続ける人、その中にも順調にいっている人とそうではない人がいると思います。
どんな状況・立場にあっても、表面に現れる具体的なものだけではなく、その根底にある「自分の信念」を大事にしてください(夢より、信念とか理念っていうほうがしっくりくるかと。また、そのうち考えよう←覚えていれば)。
といったような話がしたかったのでしょう。

まぁ、要するに、楽しく生きるための行動の一つです。

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日頃考えていることを適当に書いていきます。少しでも、何か考えるきっかけにしてもらえれば幸いです。