【AWSM.GUILD体験会開催レポート】Govtechカンファレンスジャパン2019に出店しました@東京・永田町

Kana matsuno
Matosen blog
Published in
7 min readJan 24, 2019
東京・永田町のNagatacho GRiD

2019年1月16日(水)、東京・永田町のNagatacho GRiDにて「Govtechカンファレンスジャパン2019」が開催されました。

本イベントは、経済産業省が推進するDX(デジタル・トランスフォーメーション)の取り組みについて、政府・全国の自治体や事業者に発信するイベントの一つです。

この日は、経産省・中小企業庁と行政に役立つIT技術を有する企業が続々と登壇し、ピッチ&ディスカッションが行われました。

最新のIT技術「Govtech」の動向・開発手法について事例を交えて紹介され、多くの方が企業と自治体・官庁等の間でのネットワーキングや交流について熱心に学ばれる姿も見受けられます。

ピッチ&ディスカッションの風景

まとめる専門家では、同イベントの展示交流スペースにて、IT戦略ボードゲーム『AWSM.GUILD』のテーブルを設置し、イベントに訪れた方々に試作品を体験していただきました。

AWSM.GUILDは、オープンデータをテーマとした世界初のボードゲーム。「データ」「アクション」「テクノロジー」「お金」といった4つのリソースを戦略的に組み合わせて、ソリューションを構築してポイントを獲得いく新感覚のゲームなのです。

サイコロを振って駒を動かすたびに、イベントやハプニングなどが発生し、現実世界同様に思い通りにいかないことも。

『AWSM.GUILD』のルールを説明をしている風景

ゲームをセッティングすると、チャレンジしたいという方が続々と集まってきました。簡単なルール説明を行い、いざ体験スタート。

参加者は、行政やIT関連といった、日頃からオープンデータに携わっている方々ばかり。どのような反応をされるのかとても楽しみです。

笑い合いながらゲームを楽しむ参加者

皆さん真剣な表情で手元のカードとボードを交互ににらめっこ。このゲームで勝利するためには、必要なリソースカードや資金を手元に集めソリューション生み出し、ポイントを獲得しなければなりません。

特に、獲得ポイントの高いソリューションは、必要となるカードの難易度も高く、「リソースとなる手札」「オープンデータ」を戦略的に揃えることが重要となります。

参加者は、「なかなか揃わないよ」、「取られた!そのソリューション作ろうと思ってたのに…」と、声をあげ一喜一憂しながら、勝利に向かって一歩一歩駒を進めていきます。

ソリューションが完成し獲得している風景

皆さん、少しずつゲームの流れをつかめてきた様子。笑顔を浮かべ、ダイスを振っている姿はとても楽しそうです。しかし、中には思うようにソリューションを構築できず苦戦している参加者の姿も見受けられます。

その時、参加者の一人が、「オープンデータ」を獲得し、公開されました。すると、一人また一人とソリューションポイントをゲットする人が出てきます。

参加者の一人は、やっと手に入れたソリューションに感動し、「実際でもそうですが、オープンデータを知っていることって本当に大事ですね」と笑顔を見せてくださいました。

高得点のソリューションを獲得してご満悦な参加者

また、時には、必要なリソースを手元に迎えるため、「お金」の使用や、参加者同士で「交渉」を行う場面も発生します。

リアリティのある演出に対して参加者は、「わかる!現実問題資金力は本当に大事ですよ」、「交渉しないと入手できない情報がたくさんありますよね」と、意見交換しながら驚きや関心の声をあげられていました。

ハプニングマスに止まり手札を失う参加者

ゲーム中盤では、参加者の一人が「ハプニングマス」に止まり、ポイントを多く失いランキングが大きく変動するという悲劇的な一幕も。

盤面には、「地震」や「独占禁止法」など、12種類のハプニングが発生するマス目が用意されており、大逆転が起こる可能性もあるため、終始気を抜けません。

歓声をあげて楽しむ参加者

ブースは、一筋縄ではいかないゲームを相手に、大人達が悲鳴や歓喜をあげて楽しむ、そんな和やかな雰囲気に包まれていました。ゲームが終局を迎えると、みなさん達成感に満ち溢れた表情に。

今回は、体験ということもあり、1周(約30〜40分程度)のみプレイでしたが、「2周目があったら挽回できたかも」「手札も資金も揃ったからポイントが大きいのが狙えたのに」と、2周目を熱望する方ばかりでした。

その後も、「体験してみたい」という声を続々といただき、体験会を3回開催し、全体を通して延べ10名の方々がゲームに触れてくださいました。

3回目に開催したゲームの参加者

ゲームを終えた参加者の方々に感想を尋ねたところ…
「オープンデータの重要性に気づかされました。ゲーム内容もリアリティがあって楽しみながら学ぶことができました。また、ソリューションを生み出すためには、様々な要素が必要になることを深く考えさせられました」

「最初はとても難しく、なんで集めるかがわからなくて大変でしたが、ルールが掴めて来ると大変勉強になりました。職場やプロジェクトメンバーで行うといいかもしれません。ゲームを通じてその人の性格が見えて来るのでは?」

「ソリューションが揃うと嬉しくて達成感がありました。オープンデータは聞いたことあるけど、詳しくはわからないという人にもオススメです」

「手札が揃わないもどかしさ、お金がなくて解決できないもどかしさ、オープンデータが公開されていないもどかしさ。すべての場面で気づきがありました。自分たちが現実世界でやりたいと思っていることが因数分解されていて、違った視点から考えられるようになりました

多くの方から、前向きな声をいただきました。中には、「スマホゲームにして欲しいです」と、AWSM.GUILDの将来性を期待する嬉しい意見も寄せられました。

また、感想だけではなく、改善点や課題もたくさんいただいたので、今後の商品開発に活かしていきます。

まずは、多くの方の手元に『AWSM.GUILD』が届くよう、リリース準備を急ぎたいと考えています。

『AWSM.GUILD』ゲーム終了後の写真

今後も、『AWSM.GUILD』の情報について随時発信していきますので、乞うご期待ください。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。ご関心のある方は、以下までお問い合わせください。

AWSM.GUILD(https://www.awsmguild.games/

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