MCH+ Ecosystem拡大に伴う関連トークンのご紹介

発表しております通り、MCH+ を取り巻くエコシステムは、今やEthereumに留まらずマルチチェーンに拡大を進めております。

本記事では、MCH+ が新たに対応するチェーンやマーケットプレイスにて使用が想定される通貨の獲得方法についてご紹介いたします。

Polygon (Matic) について

Polygonは、イーサリアムのスケーリングとインフラ開発のための、プラットフォームです。提供するSDKは「Plasma」「Optimistic Rollups」「zkRollups」「Validium」などのセキュアチェーンなどの構築や接続をサポートする柔軟なフレームワークになっています。

展開されているDAppsは90以上、過去のトランザクション数が約700万回、ユーザー数が約20万人と、現在レイヤー2ソリューションとして急速に普及しています。

MCH+ より、下記にてプレスリリースも配信しております。合わせてご確認ください。

Polygon における公式マーケットプレイスについて

MCH+ としては、下記の3マーケットプレイスを Polygon における公式マーケットプレイスとして使用を推奨してまいります。

Polygon ネットワークに接続した状態でアクセスいただくことで、ゲーム外にあるアセットの二次流通が可能です。

※2021/05/03時点

OpenSea

世界最大のマーケットプレイスです。

nanakusa

スマートアプリ社が提供する、NFTマーケットプレイスです。

Arkane

PayPal決済が可能な、Polygonネットワークのマーケットプレイスです。

関連トークンのご紹介

今までは Ethereum において ETH が主たる使用通貨となっておりました。Polygon においては 新たに、

・Matic(Polygonにおけるgas代、及び決済通貨として)
・ETH(決済通貨として)
・JPYC

が登場いたします。

※Polygon上のマーケットプレイスでアセットの売買を行うにあたり、上記通貨が必要になります。

※なお、 Ethereum 上の仮想通貨(ERC-20)を Polygon 上で使用することは出来ません。Ethereum 上で保有している仮想通貨を Polygon 上で使用するためには「ブリッジ」と呼ばれる作業が必要になります。

以下では、Polygon 上の通貨を獲得する方法をご案内いたします。

代表的な Polygon 上の Matic/ETH の獲得方法

1. JPYCを購入しPolygon Networkに転送、Quick Swapにてmaticと交換する(初心者向け)

日本暗号資産市場 様の提供する前払式支払手段ERC-20である JPYC を購入し、Polygon上に送金します。

その後、QuickSwap にて「0x6ae7dfc73e0dde2aa99ac063dcf7e8a63265108c」を「select a token」に入力し、交換したい通貨(Matic や ETH など)を選択してください。

JPYC の購入サイト最下部にて Polygon 上の JPYC のコントラクトアドレスがご確認いただけます。

※Ethereum から Polygon への 通貨のブリッジには Ethereum 上の gas代がかかります。JPYC を Polygon に直接送金することで gas代を安価に Polygon 上の通貨を獲得することが可能です。

※JPYC, ETH, Matic はそれぞれ値動きがございます。交換時にはご自身の責任でお願いいたします。

2. Ethereum Network上のサービスでmaticを獲得し、Polygon Networkに転送する(上級者向け)

※Ethereum Network にて仮想通貨を保有している方向けの方法

uniswap にて ETH 等を用いて Matic を購入し、Matic Wallet にて「Move funds to Matic Mainnet」を選択し、手続きを進めてください。

なお、具体的な転送方法につきましては、垂水ケイさんの執筆されている下記記事が非常に参考になりますので、ぜひご活用ください。

※なお、EthereumからETHをPolygon Networkに転送し、Quick SwapでMaticと交換することも可能です。

なお、ご自身のアセットを Polygon 上で Matic 等で売買することも可能です。現在、gas代用の Matic の配布キャンペーンを行っておりますので、よろしければこちらからご確認ください。

ネットワークの切り替え方等は、上記「Matic(Polygon)の使い方」、及びこちらの記事を御覧ください。

ブロックチェーンゲーム等をご検討中の事業者の皆様へ

MCH+発表以来、複数のプロジェクトの支援を通してブロックチェーンゲームに必要な機能の拡充、サポートの充実、エコシステム構築ノウハウ提供を行ってまいりました。
MCH+がブロックチェーン特有の技術提供、外部サービスとの連携支援を行うことで、事業者様は「ゲームの面白さ」の開発に集中し、ブロックチェーンゲームの高速な開発を実現できます。

今回は Ethereum の gas代高騰を背景に、快適なブロックチェーンゲームの構築に当たりまして Polygon Network の対応を完了しました。AMS(Asset Mirroring System)を通じた Dapps のマルチチェーン対応も、MCH+ のサポート範囲となりましたことをご報告いたします。

MCH+に参加ご検討の企業様は、下記サイトの「参加申込み」フォームよりお気軽にお問い合わせください。

MCH+公式ページ:https://www.mch.plus/

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