マネージドクラウドにRuby on Railsアプリをデプロイする方法

先日、マネージドクラウドでRuby on Railsのプロジェクトを作成できるようになりました。

ご自身の開発環境で開発したRailsアプリをマネージドクラウドで公開する方法をご紹介します。

Ruby on Railsのプロジェクトを作成しよう

ダッシュボードからRuby on Railsのアプリケーションを選んで、プロジェクトを作成します。

SSHの公開鍵を登録しよう

SSHの公開鍵が未登録の場合は SSH公開鍵ページ で登録します。

GitのPushでデプロイしよう

マネージドクラウドではGitのPushでデプロイすることが可能です。

リポジトリの登録

プロジェクトの詳細ページ を表示し、「SSH / SFTP」>「リポジトリ」に記載されているコマンドをコピーします。

$ git remote add lolipop ssh://<ユーザー名>@<ホスト名>:<ポート>/
このような画面です!

コピーしたコマンドをターミナルなどから実行すると、gitのリモートリポジトリが「lolipop」という名前で登録されます。

マネージドクラウドにRailsアプリをデプロイする

次のコマンドを実行して、マネージドクラウドへRailsアプリをデプロイします。

$ git push lolipop master

デプロイが完了するまで少し待てば、バーンと公開完了です!

バーン

2018/01/10 追記

マネージドクラウドのDBにRailsアプリを接続する

gemfile に以下を追記します。

gem 'mysql2'

追記後 bundle install を実行します。

bundle install

config/database.yml もadapter をmysql2に変更し、
プロジェクト詳細ページに記載されているデータベースの各種項目を設定します。
キャプチャの赤枠の箇所を参考にしてください。

config/database.yml

# SQLite version 3.x
# gem install sqlite3
#
# Ensure the SQLite 3 gem is defined in your Gemfile
# gem 'sqlite3'
#
default: &default
adapter: mysql2
pool: 5
timeout: 5000
username: 任意のユーザ名
password: 任意のパスワード

development:
<<: *default
database: rails_development

# Warning: The database defined as "test" will be erased and
# re-generated from your development database when you run "rake".
# Do not set this db to the same as development or production.
test:
<<: *default
database: rails_test

production:
<<: *default
database: DB名
username: ユーザ名
password: プロジェクト作成時に入力したDBパスワード
host: ホスト名

以上で終了になります。
この設定でgit pushすると、push毎に以下を実行します。

rake db:create
rake db:migrate
rake assets:precompile

--

--