
動画

目的

ビデオカメラ@スタジオではなく、PC(スマートフォン)@自宅で、オンライン動画収録する際のコツ(留意点)を、マイク・WEBカメラ・照明・コミュニケーションの4原則の各観点から解説することが目的です。
内容

PC(スマートフォン)を用いて、自宅でオンライン動画収録するメリットは、必要なコスト(時間・労力・資源)が非常に低いことです。
コストが低くなった分、活動の継続性を担保し、試行錯誤を繰り返すことが可能となり、【技術的な技能】よりも重要な【表現に関する技能】を、向上させやすくなったことが最大のメリットです。
【動画を作成・配信するプロセス全体のコスト】をいかにカットすることができるのか?
という観点から、WordPress・動画編集ソフトなどの習得・運用にコストがかかるプロセスは、できる限り省略しましょう。
具体的には、1人で収録する場合は「Loom」、対談を収録する場合は「Zoom」の録画機能&YouTube・SNSを用いれば、情報・知識の伝達という目的は達成できます。

PC(スマートフォン)の内蔵マイクで「問題はない」のですが、イヤホンマイクがあると、明瞭な声が収録ができます。
目も口も閉じることはできますが、耳を閉じることはできません。
サウンドによるコントロールが、コントロール力が最も強力であるという歴史的な事実があります。オンライン動画収録を行うのであれば、最低限イヤホンマイクを用意することを推奨します。
コンビニやAmazonで適当に購入すればOKです。

WEBカメラを購入して設定する際は、フリッカー(蛍光灯がチラつく現象)対策を、付属のソフト等で済ませておきましょう。
基本的に、WEBカメラに関しては、PC(スマートフォン)の内蔵カメラで十分です。
なぜならば、芸能人・アイドルとして活動する場合は別として、オンライン動画の解説者の顔面レベルに、視聴者は興味・関心を持ちません。
オンライン動画では、解説者の顔面レベルは些末な要素にすぎず、解説用のスライド資料・解説の内容レベルが主たる要素となります。

とはいえ、視聴者に快適に動画を視聴してもらうという観点から、最低限の美的配慮は必要となります。見苦しいのは論外です。
そこで、収録環境のライティング(光源配置)が重要となります。
具体的には、逆光を防ぐために部屋全体の照明は消して、手元のスタンドライトの間接光を45度の角度で照射し、顔面がきれいに浮かび上がるように各自の環境に合わせて工夫しましょう。


Ⅰ:コミュニケーションを成立させるものは、コミュニケーションの受け手である。
コミュニケーションは、受け手の言葉を使わなければ成立しない。受け手の経験にある言葉を使わなければならない。説明しても通じない。経験にない言葉で話しても、理解されない。受け手の知覚能力の範囲を越える。コミュニケーションを行おうとするときには、「このコミュニケーションは、受け手の知覚能力の範囲内か、受け手は受けとめられるか」を考える必要がある。Ⅱ:われわれは知覚することを期待しているものだけを知覚する。見ることを期待しているものを見、聞くことを期待しているものを聞く。
期待していないものは反発を受け、この反発がコミュニケーションの障害になるとしている。だが反発は、さして重要ではない。本当に重要なことは、期待していないものは受けつけられもしないことにある。見えもしなければ聞こえもしない。無視される。あるいは間違って見られ、間違って聞かれる。期待していたものと同じであると思われる。Ⅲ:コミュニケーションは常に、受け手に対し何かを要求する。受け手が何かになることを、何かをすることを、何かを信じることを要求する。
人の心はそのような変化に激しく抵抗する。聖書によれば、キリストさえ、迫害者サウロを信徒パウロとするためには、サウロをひとたび盲目にする必要があった。受け手の心を転向させることを目的とするコミュニケーションは、受け手に全面降伏を要求する。Ⅳ:コミュニケーションと情報は別物である。
両者は依存関係にある。コミュニケーションは知覚の対象であり、情報は論理の対象である。情報は形式であって、それ自体に意味はない。それは人間の関係ではない。そこに人間的な要素はない。情報は、感情、価値、期待、知覚といった人間的な属性を除去すれば除去するほど、有効となり信頼性を高める。しかし、情報はコミュニケーションを前提とする。情報とは記号である。情報の受け手が記号の意味を知らされていないとき、情報は使われるどころか受け取られもしない。情報の送り手と受け手の間に、あらかじめ、なんらかの了解つまりコミュニケーションが存在しなければならない。しかるにコミュニケーションは、必ずしも情報を必要としない。事実、いかなる論理の裏付けもなしに経験を共有するときこそ、完全なコミュニケーションがもたらされる。コミュニケーションにとって重要なものは、知覚であって情報ではない。



