Medium を使うわけ

Medium を情報公開プラットフォームとして使う理由


いわゆるIT系の会社で、社内の技術情報共有をどうしたらもっと効率的にできるか考えてきた。同じ業務で同じテクノロジーを必要としているメンバーは、だいたい同じことをGoogleに聞いているのをみて、いっそのこと、一般に公開されたブログで技術情報を共有してしまえば良いのではと思い、Tumblr をしばらく使ってきたが、ブログの性質上最近のものは見つけやすいが、過去のものが見つけづらいし、メンバーそれぞれが、いろんなジャンルや他のサイトのリンクやオリジナルのTipsなどを一つのブログに集約することになるので、かなり雑多な感じになってしまう。やっと見つけた記事も、重要な関連している情報もあるかもしれないのに、それも見つけることは困難。

こんな状況を解決してくれそうなのが Medium です。Medium は、Twitterの共同創業者、エヴァン・ウィリアムズが立ち上げた、140文字より長い文章で、より質の高いブログプラットフォーム目指したサービスです。

とにかくシンプル

Medium は、読むにしろ書くにしろ、とにかくコンテンツの内容に集中できるシンプルなユーザーインターフェースを提供しています。ウィジェットやカスタマイズなどの機能はありません。新規投稿画面はあまりのシンプルさに、一瞬戸惑うくらいです。

新規投稿画面

H1、H2、太文字、イタリック、リンク、などシンプルな書式をサポートしています。書式を適用するには、文章を選択したときに表示されるメニューから選択するか、キーボードショートカットを使って簡単に書式設定できます。シンプルすぎる気もしますがこれで十分。

また、自動保存してくれるのでわざわざPCのエディタで下書きを作成することがなくなりました。

下書きの内容は公開前に、他のメンバーへレビューすることもできます。さらに公開後は、内容を修正する毎に履歴に保存されるため、前のバージョンで再度公開することも可能です。

記事への埋め込み機能が充実しています。例えばYouTubeの動画を埋め込むには、文章内にURLを張りつけエンターキーで自動的に埋め込まれる簡単さです。

編集画面の見た目と公開後の見た目がほとんど同じです。いちいちプレビューしなくても公開後のイメージが確認できるため、書くことへ集中できます。

Mediumの書き方参考記事:Writing

過去記事を埋もれさせないコレクション機能

公開した記事を整理するのにコレクション機能が便利です。個人的に一番気に入っている機能がこれです。通常のブログでは過去の記事が埋もれがちになってしまいますが、このコレクション機能を使って記事をまとめることで、過去記事へのアクセスも容易になります。また、コレクションは他のユーザーの投稿した記事も掲載することができるので、複数の人で情報を整理することも可能です。ブログ版ピンボード(Pinterestの)みたいに使用することができます。

コレクション

コレクションは、言って見れば他のブログにもあるカテゴリ機能なのですが、新しい記事の一覧だけでなく、トレンドの一覧も掲載され、フォローも人ではなく、コレクション単位でフォローしますので、自分の気になったコレクション(同じ分野の情報)を効率的に収集することができます。

Mediumのコレクションについての詳細:Collections

整理整頓されたプロフィールページ

プロフィールページには、「アクセス数などによるおすすめ記事」「最新の記事」「所有しているコレクション」「その人がお勧めしている記事」が整理整頓され掲載されます。

外部サイトへ簡単に埋め込める

プロフィールページ、コレクションページ、ストーリーページ(投稿記事)それぞれに、他のサイトへ掲載する為の埋め込みコード生成機能がついているので、Medium で書いた記事の紹介を自分のブログやメインサイトなどで簡単に掲載・紹介することができます。

Mediumの外部サイトへの埋め込み方法:Embed Medium Anywhere

シンプルなアクセスレポート

アクセスレポートは、投稿記事毎に、ビュー数、リード数(読まれた回数)、お勧めされた回数のシンプルなレポートが提供されています。アクセスされているけれども、あまり読まれていない記事なども把握できるので、シンプルですが記事の内容の修正やニーズを把握するのに十分なレポートとなっています。ちなみに現在は、Google アナリティクスなどの外部のアクセス解析ツールは使用できません。

記事のエクスポート

まだ新しいサービスの為、いつ終わるか心配な方もいらっしゃるかもしれません。Medium には、投稿した自分の記事のHTMLをzipファイルでエクスポートする機能もついていますので、この機能を使って、バックアップしておくと安心です。


iOSのアプリもリリースされ、日本でも少しずつ利用され始めてきているようなので、これからのMediumにも期待しています。