目の色の違いはこんなに面白い
皆さん、青い目になるのは青色の色素細胞を含むからで、緑がかった目の色は緑色の色素細胞を含むからだと考えていませんでしたか?
でもそうでしょうか?
瞳孔の周りのカラフルな輪は虹彩と呼ばれます。そして、虹彩は2種類の細胞のレイヤーでできています。手前のレイヤーは「実質層(the stroma)」と呼ばれ、奥のは「上皮(the epithelium)」と呼ばれています。
上皮は細胞2つ分ほどの厚さのレイヤーで、黒みがかった深い茶色の色素を含んでいます。虹彩に黒色の小さな斑点やすじが見えませんか?-それが上皮です。
一方、実質層は無色のコラーゲンの繊維質でできていて、ごく稀にしか茶色のメラニン色素を含みません。完全に透明でメラニンを全く含まないこともあります。
「実質層」は繊維質がデリケートに織り混ざったものです。虹彩の周囲を取り囲んだり、大半は瞳孔の方へ向けて集まったり。血管や神経が点在しています。ー Wikipedia
茶色
茶色の目では実質層は高濃度のメラニンを含んでいて、そこでほとんどの光を吸収し暗い茶色を生み出します。下のイラストでの「コラーゲン」は実質層で沈着している余分なコラーゲンのことです。


ハシバミ色
ハシバミ色の目では、実質層は中程度のメラニンを含有していて、薄茶色に部分的に緑色や黄色が混ざっています。メラニンの量が中程度であるため、大部分の光が実質層を通って大気に分散します。


緑色
緑色の目では「実質層」は少量のメラニンを含有していて、薄茶色に何かが、、、さて、ここで問題です。緑色になるには薄茶色に何が混ざればいいのでしょう?
答え: 目の青色は空が青色であるのと同様の現象によって生まれます。チンダル現象と呼ばれる、目の中に浮かぶ微小な粒による光の散乱です。実質層の繊維質はこれと同様にして光を散乱させます。そして、これは高周波の光よりも低周波の光の場合に起こりがちです。
それで緑色の場合、目は青色の色素を含みませんが、代わりに目に入ってきた光を茶色のメラニンを通して外部に拡散させます。そして、それが緑色を生むわけです。


青色
青い目では、実質層にメラニンは存在しません。実質層は光が入ってきて散乱し、反射して目の外に出るまでは無色なのです。青色や緑色の目の美しさ、深みが部屋の光の質と量に左右されるのはこういったわけです。このように色素を有しないのに特定の色であるかのように見える驚くべき物質的現象のことを「構造色化」と言います。牛肉や、ベリー、蝶、その他でこれは起こります。


灰色
灰色の目は面白い事例で極めて珍しいです。灰色の目はメラニンを含んでいない点で青色と似ていますが、実質層に多くの余剰コラーゲンを含んでいて、それがチンダル拡散を阻害し、青色の発色を防ぎます(一応これが最近の理論です)。
青色へのチンダル偏向が防がれていることを考えると、虹彩へ入る全ての光の波長は等しく拡散、反射され、灰色さえ生み出します。


自分自身を顕微鏡サイズまで縮めて、実質層の繊維質のメッシュを登って行くことを想像してみて下さい。そこが「構造色化」が発生するところです...
...そして、そこでは瞳孔を拡げるために収縮活動をする滑らかな筋組織の束が、外側のへりに向けて虹彩の内側のへりを引っ張っています。これが起きると、実質層の繊維質が緩み、緊張が弱まるにつれて波打つようになるかもしれません。これは驚くべきことです。あなたの目もこれと同じようにわずかに色が変化することがありませんか?
UPDATE:エリザベス・テイラーが素晴らしく美しい紫色の目をしていたのはなぜか関心がある方に向けて、簡単にその理由を教えると次のようになります。−私の知る限り− 彼女は灰青色の目ですが、ほど良い光やメイクアップ、それに衣装で紫色に見えたのです。
この記事はPushFriday.comで主催されていた生産性への挑戦として1.5時間で作成されました。 (主要な典拠:Wikipedia ー アイカラー)