[Meetup開催レポート]ニューヨークのミートアップ運営で学んだこと[Japan NYC Startups Meetup]の経験から

昨晩、2月8日(月)はTokyo Meetup Organizer Meetupの特別イベントとして、普段はニューヨーク在住で『Japan NYC Startups Meetup』という人気Meetupグループを運営されている奥西正人さんをゲストにお迎えして、スタートからたった1年でどのようにして800人もがメンバー登録する活発なコミュニテイを立ち上げることが出来たのか、そのコツや秘訣についてお話をゆっくり伺うことが出来ました。以下開催概要を簡単にレポートしたいと思います(なお、今回は「東京コミュニティマネージャーMeetup」との共同開催イベントという形で開催しました」)

まず今回会場となったのは株式会社グッドパッチの新しく増床されたばかりの素敵なオフィススペースでした。イベントの趣旨に賛同頂き、今回は社外一般公開イベントとしては初めてご提供頂いたことに深く感謝いたします。日本には数少ないUI(ユーザーインターフェース)デザインに特化したデザイン会社として急成長している同社は、既に東京以外にベルリンにも拠点を持ち、グローバルで社会にインパクトを与えるようなことを志向する会社のビジョンを持ち、そんな点に共感を持っていたこともあり、ご縁をきっかけに利用させていただきました。現在約70名規模の同社は、Wantedly上の求人欄には現在30名以上の募集案件が掲載されていますが、Meetupの価値を理解してくださり、こうした形でMeetupの会場提供してくださる会社が存在することは、Meetup運営を行う際、本当にありがたいことです。

さて、メインコンテンツの奥西正人さんからは冒頭20分程度の準備されたプレゼンテーションを伺いました。アメリカ在住18年とのことですが、とても穏やかに、それでいて時折情熱を持って様々な活動の紹介を惜しみなく、いっきにご紹介頂きました。写真をいくつかご紹介しますね。

奥西さんの以下のインタビュー記事も参照ください。昨年末に前職を辞し、現在起業準備中とのことです。 在米17年の日本人が語る「エンジニアにチャンスがある街」、ニューヨーク (LIfehacker)
かつて世界一周旅行をした際にMeetupに出会い、その後ニューヨークに戻った際には音楽、ダンスなどのMeetupに参加することでいろいろな友人・仲間に巡りあうことが出来たそうです。NYTechMeetupなどテック系のMeetupにもその後参加されたそうです。
その後、Meetupを始める際には、こちらに挙げられているような点を工夫しながら、当時まだあまり存在していなかったニューヨークにおける日本に関するテック系スタートアップにフォーカスすることにしたそうです。
Meetupの特徴はやはり参加者同士の交流の機会が得られること。著名で活躍しているスピーカーの話を座学的に聞くのと同様、或いは時にそれ以上に、特定のテーマに興味を持つ人同士の交流の機会に対するニーズが高まっているようです。
立上げ直後は開催場所、頻度、イベントのフォーマットも試行錯誤があったものの、3〜4ヶ月後くらいからはフォーマットや月一開催となり、その後いつも利用させて頂ける会場も確保できたことで、リズムが生まれ、登壇者や参加者の中での日程調整のコストが下がり、安定開催が容易になったとのことでした。
こちらは奥西さんが紹介された一般的なMeetupのフォーマット案。スピーカーの時間が15–20分と比較的短めであり、その分質疑応答やグループディスカッションなどの交流のしかけを設けている点に「なるほど」、と感じさせられました。

さて、プレゼンテーションの最後に奥西さんは今年の4月11日にニューヨークのマイクロソフト社のオフィスで開催を予定されているIf Conferenceのご案内。昨年末に前職を辞し、これからはニューヨークと日本、アジアの起業家を繋げるような事業を推進されるとのこと。始めたばかりのポッドキャストサイト[RisingStartups ]などもとても注目です。

その後は30分ほど様々な質疑応答が行われたましたが、会場の規模も30名弱程度だったということもあり、とても密度の濃いやりとりが行われ、その後も参加者同士の交流も活発に行われました。

筆者自身もアメリカのMeetupに過去何度か参加して感じるのは、イベントそのものは2時間から2時間半程度でカジュアルで準備に必要以上の作りこみを敢えてせず、運営側の負担を減らし、できるだけ継続的な開催を行うことで、コミュニティ運営を続けている点。イベント終了時に参加者のみなさんに一緒に机や椅子の片付けを手伝って頂くことも、そのような共同作業を行ったことで一体感すら生まれるように感じます(とはいえ、会場提供頂いたグッドパッチの齋藤さんには準備から片づけまで丁寧に対応頂いたこと、改めて感謝いたします)。

Meetup終了後は有志のメンバーで近くの串カツ屋さんへ。こうしたカジュアルな交流の余地があり、かつスピーカーの奥西さんもお疲れのところ二次会まで快く付き合ってくださったことで、登壇者・参加者の枠を超えてフラットなコミュニケーションの機会が得ることが出来ました。ありがとうございました。

一連のイベント開催から懇親会に至るまで、Meetupのオーガナイザーを続けることは決して楽ではない部分もあるとは思いますが、このようなみなさんがいるからいろいろな地域でコミュニティが生まれ、育まれていくのだと思います。是非こうした機会を今後もサポートしていけたらと思っています。

https://twitter.com/MeetupJP

written by Hiroyasu Ichikawa |市川裕康 | Community Manager, Meetup
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