テック業界で活躍する女性を応援するMeetupリスト #womenintech

もう何年も以前からプログラミング教育の大切さに関しては話題になっていますが、ここ最近、特にテクノロジー業界における女性のプログラミング教育の大切さを提唱する発言、記事などを目にします。

ビル・メリンダ・ゲイツ財団のメリンダ・ゲイツ氏は、ゲイツ財団の活動とは切り離し、個人のイニシアチブとしてテクノロジー業界で活躍する女性を支援する取組みを今後始めると発言しています。その背景には、80年代にはコンピュータサイエンスを専攻する学生の37%が女性だったのに対し、最近ではその割合が18%近くまで下がっている、という状況を打開する意思が込められています。また昨年封切りされたドキュメンタリー映画『CODE~debugging the gender gap』にもそのような背景が詳細に描かれているそうです。

アメリカなどには既にグラスルーツの動きとしてGirls Developer It, Women Who Code, Black Girls Codeなどの団体が活動を広げていますが、現実はの問題はまだまだ根深いとのことです。Girls Develop Itは全米52都市で7.3万人以上が参加しているグループになります(以下紹介動画をご覧ください)

日本におけるMeetupが果たせる役割のひとつとして、こうしたグローバルなムーブメントの一部に簡単に参加することができるということがあります。Women Who Code のTokyo 支部は2014年5月にスタート、過去2年半の間に85回ものイベントを開催し、メンバーも600人近くに上ります(世界では71都市、6万人を超えるメンバーが参加中

Women Who Code Tokyoウェブサイトより

その他、Ladies that UX Tokyoという英国発のグローバルムーブメントでもMeetpを活用頂いています。

■Ladies that UX Tokyo
Ladies that UXは2013年に英国でスタートした、UXに関わる女子の活躍を目的とした、グローバルな非営利コミュニティです。現在世界40以上の都市で、定期的に活動が行われています。スピーカーとメンターについて性別を問いません。

Ladies that UX 東京は2015年11月に活動を開始、定期的に勉強会を開催しています。UXに興味のあるプログラマー(言語は問いません)、デザイナー、プランナー、ディレクター、その他関連する業務に従事する方々のご参加をお待ちしています。(概要紹介文より)

と、ここまで書いている中でちょうど明日(11/3)、Geeks Women Japan 2016というカンファレンスが東京代々木オリンピックセンターにて開催されることを知りました。今からでももしご興味ある方はぜひ参加されてみてはいかがでしょうか?

こうした機運は今後より広まっていきそうですね。継続的にリストを追加していきたいと想います。先日以下の記事でも紹介された通り、Meetup社は女性の従業員・エンジニアがとても活躍している会社でCTO、プロダクト部門の責任者という主要なリーダーシップポジションで二人の女性が活躍しており、会社の変革を後押ししてくれています。

written by Hiroyasu Ichikawa |市川裕康 | Community Manager, Meetup
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