【EIP/ERC Vol.4】〜EthereumにおけるSubscriotion規格について〜


目次

  • Subscriptionモデルの現状
  • BlockchainにおけるSubscriptionモデル
  • EIP/ERCの主要規格 ERC948/ERC1337

Subscriotionモデルの現状

Subscriptionモデルを理解する上で「オプトイン」「オプトアウト」の2つのモデルを理解する必要があります。「オプトイン」はユーザーがサービスに”継続する”と意思表示をするモデルであるのに対し、「オプトアウト」はユーザーがサービスを”退会する”と意思表示をするモデルになります。「オプトアプト」モデルを採用することで、ユーザー体験が良くなり継続率向上に寄与します。加えて、サービスプロバイダーにとって再帰的な毎月の収入が確保されキャッシュフローの安定を実現させます。そして、AmazonやNetflixといったSubscriptionサービスの多くがこの「オプトアウト」を採用しています。


BlockchainにおけるSubscriotionsモデル

BlockchainでこのSubscriptionモデルのサービスを展開する場合、上記で挙げた「オプトイン」を採用する形となります。これは、月額費の支払い毎に秘密鍵の署名が必要となとなる為、サービスに”加入する”ことを意思表示するモデルとなるからです。もしこうした「オプトイン」のサービスを複数(例えば10個)契約していた場合、毎月末にこの10個のサービスに対して秘密鍵を用いて支払いを行わなければならなく、AmazonやNetflixのような「オプトアウト」のサービスに慣れているユーザーにとってはユーザー体験を損ねる結果となります。そこで現在、Blockchain上でこの「オプトアウト」のSubscriptionを実現させる規格について活発な議論がなされています。


EIP/ERCの主要規格

ERC948/ERC1337 2018年3月、Everett Muzzy(ConsenSys)とKevin Owocki(Gitcoin Founder)によってSubscription規格の議論の場としてERC948が提案されました。当初、Piper Merriam(Ethereum Foundation engineer)によるERC-20での設計提案や、GitcoinによるERC984の設計提案など様々な提案が行われました。しかしながら、いずれもユーザー体験を損ねる設計となることや、その他様々な課題が残ることから、より深くSubscription規格を検証する目的でGitcoinメンバーを中心に1337Alliancが立ち上げられました。これにより現在、議論の場はERC948からERC1337へと移り、現在加盟プロジェクトを中心にSubscription規格の検証が行われています。

https://1337alliance.org/
  • ETHなどのTokenでは価格変動が大きく、支払いTokenに向いていない
  • 会員からの支払いを受ける際、ユーザーの数だけコントラクトが必要
  • 支払いの度にGas代が発生、且つGas代は変動する為、隠れた料金負担となる
https://gitcoin.co/grants/20/burner-wallet/fund
https://ethgrants.com/view/5
https://8xprotocol.com/
https://media.consensys.net/balanc3-unveils-financial-statements-for-gnosis-aragon-and-digix-e57888add4ee
https://hackmd.io/DaJhrasLQteUk3IwX5bQAg

Metaps Blockchain JP

Building a blockchain ecosystem

Hiroyuki Narita

Written by

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