デジタルアイテムのマーケットプレイス「miime(ミーム)」

Hiroyuki Narita
miime
Published in
5 min readSep 5, 2019

株式会社メタップスアルファ(以下、メタップスアルファ)は、デジタルアイテム(NFT)をユーザー間で売買できるCtoCマーケットプレイス「miime(ミーム)」を発表いたしました。

概要

「miime(ミーム)」は、ゲームのキャラクターやアイテムを始めとしたデジタルアイテムをユーザー同士で売買する場を提供するサービスです。ブロックチェーンを活用することで、売買が成立してすぐに支払いとデジタルアイテムの所有権移転が同時に実行される仕組みを実現しています。NFT(Non-Fungible Token)と呼ばれる形式でブロックチェーン上にトークンとして記録されたデジタルアイテムを対象とし、買い手は仮想通貨(ETH)を支払うことでデジタルアイテム(NFT)を購入することができます。

背景

NFTは、ゲームのキャラクターやアイテムを始めとしたデジタルアイテムなどをブロックチェーン上で管理する仕組みとして活用が期待されています。従来のデジタルアイテムは、特定の事業者が運営するサーバー上で管理されており、特定の事業者からの独立性や数量制限を設けることは困難とされていました。しかし、NFTとしてブロックチェーンに記録することで、デジタルアイテムを特定の事業者から独立して存在可能にし、数量制限も設けることが可能になります。

また、昨今注目を浴びているVR(仮想現実)やAR(拡張現実)などといった仮想世界を創造する技術が今後大幅に普及し、人々が仮想世界で所有するデジタルアイテム(道具や家具、アバター、衣服など)が飛躍的に増えていくことが予想されています。このようなデジタルアイテムに対して、独立性や数量といった点でリアリティ(現実感)を与える技術としても、NFTの活用は期待されています。

今回、NFTとしてトークン化されたデジタルアイテムが増加するとともに、デジタルアイテム(NFT)を手軽に売買できる場が重要になっていくと捉え、デジタルアイテム(NFT)のマーケットプレイスの提供を開始することといたしました。「miime」での売買を通じて、デジタルアイテム(NFT)が求める人のもとへ次々と移り渡り、より多くの人がデジタルアイテム(NFT)を楽しめる世界観の実現を目指してまいります。

また、「miime」によるNFTの流通網提供や技術サポートを通じて、NFTを活用したコンテンツの創出・発展にも取り組んでまいります。

「miime」について

「miime」は、ブロックチェーンと組み合わせて動作するWebアプリケーションです。ユーザーが売買を行うための画面や出品情報は「miime」のWebアプリケーションが提供し、購入時の仮想通貨(ETH)の支払いやデジタルアイテム(NFT)の所有権移転(転送)は、ブロックチェーン上のスマートコントラクトによって実行されます。

<「miime」の仕組み>

<「miime」での売買方法>

miimeでは、2通りの売買方法を提供いたします。

  • 売買方法①:出品

「miime」に出品されているデジタルアイテム(NFT)を買い手が購入することができます。購入すると即座に売買が成立し、デジタルアイテム(NFT)が買い手に送られる仕組みです。

  • 売買方法②:オファー(販売依頼)

買い手がデジタルアイテム(NFT)の所有者に販売依頼を出すことができます。所有者(売り手)がオファーを承認すれば、出品されていないデジタルアイテム(NFT)も購入することが可能です。

<「miime」の利用方法>

下記いずれかの方法でmiimeのWebサイトにアクセスいただくことで、miimeでデジタルアイテム(NFT)の売買を行うことができます。

  • PC:イーサリアムウォレットのプラグインをインストールしたブラウザからアクセス
  • スマートフォン:イーサリアムのウォレット機能を備えたブラウザアプリからアクセス

会社概要

  • 会社名:株式会社メタップスアルファ(Metaps Alpha Inc.)
  • 代表者:山﨑 祐一郎
  • 所在地:東京都港区三田1-4-1 住友不動産麻布十番ビル3階
  • 設立:2016年5月
  • URL:https://metaps-alpha.com/

メタップスアルファは、ブロックチェーン技術にコミットし、サービス開発を行なっています。ブロックチェーン領域事業において日本国内で展開するプロダクトの開発・技術コンサルティング・マーケティングリサーチの3つの事業に特化し、テクノロジーとデザインの力で先進的な事業を創造しています。

お問い合わせ

--

--