もう一人の芥川賞

「スクラップ・アンド・ビルド」ええよ~

ようやく順番が回ってきたもののなかなか読めず、返却前日に一夜づけのごとく約3時間で一気読み^^(ちなみに「火花」は友達に借りて読みました)

羽田くん(くん付けかい!ええか、年下やし)、最近よくテレビにも出てますが彼の本を読んだのは初めてで、感想を書きたいと思ったのは久しぶり!(読書感想文なんてひょっとして中学生以来?? どんだけ昔やねん)

いやぁ、主人公が介護している祖父が自分の父母と重なり、それあるある、そうか~、なんて感じで読みながらどんどん引き込まれてしまった。

家族ならではの心理描写が上手い!そう私もそれ言いたいというところ、つまり自分でははっきりとしない不満感や、とても人には言えないことが的確に書かれている。

なぜか自分の親って年取ってるとは思えなくないですか? つい強い口調になってしまったり…他人のおじいちゃん、おばあちゃんは「お年寄り」扱いできるのにね。家族にはやっぱり甘えてしまうのかなぁ。

モヤモヤした自分の気持ちを代弁してくれているようで、読み終わると、なんか優しい気持ちになれた感じがしました。特に父に対して。(本のおじいちゃんとほぼ同じ年やし)

とにかく、高齢の親がいる人、介護している家族がいる人にはおすすめの本です。

芥川賞の純文学なのにたいへん読みやすいから、すぐ読めます、たぶん。

「火花」と違って内容の派手さはないし、ストーリー的にもドラマにはなりにくいと思うけど、羽田くん、なかなかやるね~

(俳句でも又吉さんには勝てないけど、眉毛は勝ってるよ ww)