MilkomedaでGnosis Safeを作成する（ガイド）
先日、Project CatalystにエントリーしたGnosis Safe UIという提案の完了を発表しました。これにより、Gnosis Safe（現在は単にSafeと呼ばれています）、マルチシグ・ウォレットのスマートコントラクトがMilkomeda C1サイドチェーンにもたらされ、CardanoとMilkomedaの両方のユーザーが安全で監査されたマルチシグ・ウォレットにアクセスすることができるようになりました。このGnosis Safeの実装と、それがCardanoとMilkomedaのユーザーにとって何を意味するのかについては、こちらで詳しく説明しています。
この記事では、MilkomedaでGnosis Safeをセットアップする手順を説明します。
Gnosis Safeマルチシグ・ウォレットをセットアップする
Milkomedaに実装されたGnosis Safeには、MetaMaskウォレットを使用して接続することができます。
ウォレットをセットアップしたら、MilkomedaのGnosis Safeの実装に向かいます。ここにあります。
注：ページの右上にあるネットワークは、”Milkomeda C1 Mainnet”と設定されています。もし、このプロセスをMilkomeda C1 Testnetでテストしたい場合は、矢印をクリックしてネットワークを “Milkomeda C1 Testnet”に変更します。
- ホームページで、「＋Create new Safe（新規Safe作成）」ボタンをクリックします。
2. 次に「Connect（接続）」をクリックし、ウォレット（例：MetaMask）を選択します。
3. MetaMaskウォレットを開き、必要に応じて現在のネットワークからMilkomeda C1メインネットへの変更を承認します（ウォレットがまだMilkomeda C1メインネットに接続していない場合、まずMetaMaskウォレットにこのネットワークを追加することを承認する必要があります）。
4. 「Continue（続ける）」をクリックします。
5. 新しいSafeを簡単に識別できるように、名前を付けてください。
6. 次に、Safeの所有者とそのアドレスを追加してください。あなたのアドレスは、最初の「Owner Address（所有者アドレス）」ボックスに入力されます。あなたの名前を追加して、「+Add Another Owner（他の所有者を追加）」をクリックしてください。
7. Safeの所有者全員と、その方のMilkomeda C1アドレスが表示されるまで、この手順を繰り返します。一度セットアップすれば、いつでも好きな時に所有者の追加、削除、名前の変更、入れ替えが可能です。
8. 次に、取引を実行するために何人の所有者が署名しなければならないかを選択する必要があります。
例えば、「2」を選択した場合、4人の所有者のうち2人の署名があれば、その取引は有効とみなされ、実行されることを意味します。ドロップダウン・メニューから、この数字を選択してください。
所有者とそのアドレスを入力した下のドロップダウン・メニューから、取引の実行に必要な署名者の人数を選択します。所有者と選択内容に問題がなければ、「Continue（続ける）」をクリックしてください。
Safeの所有者は何人選ぶべきですか？Gnosis Safeのベストプラクティスでは、Safeの設定について説明しています。こちらをご覧ください。
9.最終ページで設定内容を確認し、変更が必要な場合は「Back（戻る）」をクリックします。設定に問題がなければ、「Create（作成）」をクリックします。
10. 自分のウォレットでSafeを作成する取引を確認し、ブロックチェーンで取引が確認されるのを待ちます。
11. 「Get started（始める）」をクリックしてSafeを入力し、Milkomeda C1でマルチシグ・ウォレットを使い始めましょう。
MilkomedaでGnosis Safeを使うと何ができるのか？
このGnosis Safeの実装により、CardanoとMilkomedaにユーザーフレンドリーなマルチシグ・ウォレットがもたらされ、これらのブロックチェーンのユーザーの資金の安全性が高まります。Gnosis Safeの作成方法がわかったので、自分自身で使用したり、他の人に自分やビジネスの資金を確保するためのソリューションとして勧めたりすることができるようになりました。マルチシグ・ウォレットは、個人でも企業でも膨大な使用例がありますが、あなたは何に使いますか？
このGnosis SafeのMilkomeda実装に資金を提供してくれたProject Catalystの投票者に改めて感謝したいと思います。私たちのソーシャルチャンネルをフォローして、Milkomeda C1の進化を見逃さないようにしてくださいね。
Website: milkomeda.com
Gnosis Safe: gnosis.milkomeda.com
Twitter: @Milkomeda_com
Medium: @milkomedafoundation
★日本語ツイッター開設！ @Milkomeda_jp
元記事：https://medium.com/@milkomedafoundation/creating-a-gnosis-safe-on-milkomeda-guide-9cd00b6ea62d
