技術書典6にも出典します!
2019年4月14日に催される技術書典6ですが、弊社はスポンサーブースにて以下の2冊を無料頒布します!
- XFLAG Tech Note vol.02 (250冊)
- mixi tech note #01 (250冊)
社内で執筆者を募集したところ、前回より多く集まったので2冊に分けることになりました。
XFLAG Tech Note vol.02
内容は:
- 「ドラクリヤ・バレット」の作成事例
- XFLAG Academyアプリ
- ファイトリーグにおけるUnityのシーンアセット最適化
- ファイトリーグ環境をOpenAI Gymで構築した話
- ElixirとMUCOM88で構造的な作曲に挑戦
XFLAG が開発しているスマホアプリ、モンスターストライクやファイトリーグの話が多めですね。 MUCOM88の話だけは全く関係ありませんが笑
mixi tech note #01
内容は:
- 非エンジニアのためのSQLをたたく環境を整えた話
- 幸せな開発のために考えていること
- GKEでprivate cluster化する際に気を付けたい点
- The Fun of Extensible
- オルタ3シミュレータのデバッグ機能開発
こっちはさらに統一感のないトピックたちです笑
電子版について
当日に弊社の SpeakerDeck アカウントにて公開する予定です!
(拡縮 ができないので DL して読むのをオススメします)
執筆環境の話
基本的に前回の環境をそっくりそのまま再利用しました。 前回の執筆環境については下記を参照してください:
vs. B5
前回、入稿の際にサイズがA4だと怒られました。 優秀なデザイナー様がよしなに直してくれたんですが、今回は Re:VIEW 上できちんと修正をしました 💪
PDFの用紙サイズをB5に設定するだけなら、Re:VIEW の config.yml
の texdocumentclass
を次のようにすれば良いです:
# LaTeX用のdocumentclassを指定する
texdocumentclass: ["jsbook", "b5j,uplatex,twoside"]
ただし、こうすると余白がA4の時のまんまなのでギュッとなってしまいます(下図の右側)。 このせいで、折り返しをしない文中のソースコードなどが横にはみ出してしまうようになりました。 そこで、下記のように layouts/layout.tex.erb
を修正して余白を調整するようしました:
<%- unless ["utbook", "tbook"].include?(@documentclass) -%>
- \usepackage[top=10zw,bottom=12zw,left=10zw,right=10zw]{geometry}
+ \usepackage[top=1.5cm,bottom=1.5cm,left=1.5cm,right=1.5cm]{geometry}
%\usepackage[top=5zw,bottom=5zw,left=1zw,right=1zw]{geometry}
<%- end -%>
この差分を的用後が下図の左側です:
最適な余白はいまいちわからなかったので表紙などを担当してもらったデザイナーに相談しました。 その結果「上下左右2.5cm」にすることにしました(その場合が下図):
おしまい
2回目だし余裕でしょ、と思ってたら最後の方にバタバタしてしまいました 😅
執筆者はもちろん、デザイン全般をしてくれたデザイナーのお二人と校正などをしてくれた人事の方々の協力のもとなんとか完成しました。無料ですので技術書典に来た方はとりあえず手にとってみてください!