『野生の風』の改稿

完了はしていない

月ノ羽衣
Moon Legacy
Published in
Jan 22, 2024

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Photo by David Iskander on Unsplash

やっと、久々に、話題にできることだが……
『野生の風(旧題)』の改稿が進みました。

おめでとう!(完了はしてない)
頑張った僕!(完了はしてない)

そう、完了はしてないんですけど、まああと原稿用紙百枚くらいじゃないですかね。
たぶん『野生の風(旧題)』って千枚くらいなので、百枚とか!ちゃんちゃらおかしい短編レベルですわ!

──すみません。
「じゃあ今ぱっと百枚以上書いてみ?」と言われたら書けません。
軽率な発言で、実に申し訳ありません。

そんな生理テンションなんですけど。
要するに、残る原稿が全体の十分の一まで来たんですよね。
昨年秋から刊行したくて、できなくて。冬になって、2023年も終わって……
こうやって世の作家は詐欺師になっていくんですねえ。

言い切るのは良くないなと思うけど、2024年には『野生の風(旧題)』刊行開始したいです。
需要があるかは知らない。
旧名義時代、感想をいただいた覚えもあまりないので、『陽炎の柩』ほど待望されていないかな。
しかし、僕が本にしたいので出版する。

今んとこ第四十章超えしてるんだけど、全何巻になるかなー。
まだ決まってないけど……五巻はいくかなあ?

ここ数日でいじったのは、月城家のとこだったんだけど、月城家いいですね。
希摘くんの兄・真織さんって、『風切り羽』の聖樹さん推しの方が好きなんじゃないかな……って思う。
姉の結華さんは、それほどつんつんしてない杏里ちゃんかな?『虚貝』シリーズの。
希摘くんは、全年齢の要さんと葉月さんのような感じがする~(どんな感じや)
いや、まじでXENON好きな人は、希摘くん好きだと思うよ。

主人公の悠芽くんは、もともとおっとり設定だったんですよ。
今読み返すと、ぜんぜんおっとりしてない。めっちゃ尖ってる。中二病な感じではなくて……しれっと残酷だったりする。
普通の……本当に、良くも悪くも普通。
そんな悠芽くんが、初めて懸命に向かい合おうとする相手が、突如現れて同居することになったいとこの遥くんで。
遥くんは、弓弦くんとか来夢くんレベルの虐待を受けてきた子なんですね。
つまり『野生の風』は、「平凡に愛されて育った子」と「過剰に虐げられて育った子」がバチバチする話なんです。

良いよ。
僕は好きやで。

『野生の風』の改稿作業、あとはクライマックス最終章と、エピローグのみ!
頑張りたい!(締めが希望的観測)

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月ノ羽衣
Moon Legacy

Japanese novelist. otaku who loves the 2D. I'm self-publishing my original novels on Kindle. https://lit.link/moonrobe