さて、モルフォは10月から新しい事務所に移って一段と地域に根ざしたちゃんとした団体っぽく活動するようになっています。

相変わらずプロジェクトのお金が頼りの不安定な経営で、ようやく事務所の経費がかからなくなったのと、車椅子の修理の注文が割と継続的に入るようになったので、以前よりはましにはなったとはいえ、今も時々昼食の販売をやって現金不足を補っています。

そんな財布事情にも関わらず、今月から新たに研修施設と車椅子の工房を兼ねた新しい建物の建設に入りました。当面メインストリーム協会からの借金で建てることにしましたが、いずれ返済しなくてはならず大丈夫かと思いつつもこれは必要に迫られてのことでした。

メインストリーム協会は、2010年に移転した時、それまでの手狭な事務所からとても大きな建物に移ったので、事務所を新しくする時には必ず広くなるようなイメージがあるのですが、モルフォの場合はそうではありませんでした。日本大使館の支援でいただいた限られた予算で建築したため、必要最低限の広さと部屋数しか確保できておらず、移転した途端にあらゆる場所が物置と化し、相談用に作った部屋もご覧のように物で満杯になっています。まずこうした状況を解消しなければ仕事にならいですね。

そしてもう一つ、もうすぐ始まる予定の介助派遣サービスの実施で、今年はずっと担当機関であるINA(国立研修センター)と交渉をして来ました。その結果(大卒という条件付きではあるが)モルフォのメンバーが研修の講師を勤めることができるようになりました。それともう一点大きかったのは、モルフォ自体が研修先として指定されることも決まったのですが、そのためにはINAで規定されている面積何m2等といった条件を満たさなくてはならず、今回の建設はそのために必要となったのでした。

まだこれといった収入の見通しがないのに、こうして事業を拡大していくのには不安もありますが、ここは投資のつもりでやらないといけない場面かなとも思います。頑張ってみんなで乗り切っていきたいと思ってます。