コーチングを受けたらすごい良かった。

kaneyama genta
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4 min readOct 12, 2020
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最初に思ったのは10年前に教えてほしかったということ…。

今、一ヶ月おきに1時間、いま3回くらい受けていて、6〜12ヶ月くらいは受けてみようかなぁと考えている。まじでスッキリするのでおすすめ。

今受けているのはTHECOACHのやつで、スタートアップだからかサービスがどんどん変わっていくので、サービスの具体的な紹介というよりはコーチングの紹介。他のも受けてみたい。足りないというよりは好奇心。

いい体験だったのでもっと理解したくてコーチングをする側の講習(15〜20時間くらい)も大変だったけど受けた。これも良かったがそれは別に書く。

コーチングをうける流れ

まずコーチを決めて、日付を決めて、話す一時間くらい前にscrapboxに話したいことをメモし始める。何を話しても良い。2回目以降は問題も解決していたり、前の報告も含まれるので15分くらいで準備終わる。

よくあるテーマは以下のようなものらしい。これを把握しないで適当にメモを書き出したのだが、scrapboxを見返したら3つ話す候補を出していたが、見事に「キャリア」「仕事」「プライベート」から一つずつ出しててワロタ。

それで、話始めるのだが、1時間あったとしたらまず15分くらいでどういう場になり、どういうプロセスで進むのかの説明を受けて、あとの時間は8割くらいは自分が話していて、コーチはそれをよく観察して質問を通じて、私自身が答えを出したり、何かに気づいたり、整理することを再現性高く導いてくれる。

受けてみてわかったが、「コーチの資質や経験や技術」とクライアント自身が「自分で言葉にして話す過程」で答えが出てくる側面の両方が必要で、両方重要だった。なので、事実や感情を率直さレベル100%で話すこと。ごまかしていては飛距離が落ちる。

で、最後に改めて掴んだことを例えば「忘れないでおきたいことはなんですか?」という質問でクライアントに話させたり、いくつかの質問を通じてNext Actionを作ったりする。コーチは聞かれない限り具体的な提案やチャレンジはしてもしなくてもいい。

あと、あまりにも当たり前なんだけど、100%クライアントのための1時間で、その間、自分本位でペラペラ喋ってるのを100%の集中で表情一つ見逃さずに聞いてくれるという事態がもうすごいなって…。

得たこと

初回が終わったときにセッションを通じて大事なことに気がついた。すべての前提となるような部分で考え方にある前提を置いていたが、それって必然ではなく、思い込みだったという気づきを得た。ああ、自分はそう捉えていたのか。みたいな。自分の現在の意識のもとでは当たり前過ぎて見えなかった。それを前提として置かないだけで、すごく速く考えられるようになり、「もともと持っていた意思や願い」から自由に思考をやり直せて楽しかった。いろんな言い訳や手垢がついた状態から、シンプルに認識できるようになった。こういう感じ↓の体験だった。

2回目はもはや全部解決しただろうがというくらい晴れやかだったんだが、scrapboxで準備してまた話すと、また気づきを得た。

思ったこと

想像上でコーチングを受ける前の自分に戻って、そのノートを眺めてみたのだが、Next Actionを見ると、確かに自分で考えたんだろうなという感じは残ってるが、明らかにちょっと変化してて、新鮮な感じがする。考え方や思考の中で考慮に入れる要素や優先順位が変わっているからだろう。変化って気持ちいい。まじでスッキリするのでおすすめなのであった。

上手な人は自分でできるだろうし、自己効力感が高い人(思考上の行き止まりが少なく柔軟(クリエイティブ)な人)は状況をクリエイティブに突破できる。ただ自分で気づけない盲点みたいなのはどんな人にもあるんだろうと思える。気になりし者はとりあえず一回やってみるみたいなのはおすすめ。面白いってなると思う。

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