アマチュアスチルカメラマンのための動画撮影のススメ :2

僕の少ない経験でしか語れませんが、初歩的な事を書いてみます。

この動画はGX7MarkⅡの L.Monochromeモードで撮影しました。


1、動画といわれても何を撮ればよいのでしょうか。

写真と同じく三脚を使いしっかり構図を決め、動いている物を撮ってみましょう。

写真では、月を撮るには時に雲が邪魔をしますが、動画では月に雲が流れてくると画になります。
花の写真では、風が吹くとピントが取れませんが、動画では揺れる花が画になります。

三脚は必ず必要です。手ぶれ防止機能はあれど、手持ち撮影での揺れている動画は、見づらいものです。映像表現として緊張感を出すなど、ブレが必要な時にしか手持ちはしないと聞きました。

三脚に固定してカメラを動かさずに撮影することをフィックスといいます。
基本フィックスで、数秒のカットを撮影し編集で繋げれば作品ができます。


2、どんなカメラで撮れるの?設定はどうすればよいですか。

カメラは動画機能が付いていればデジタル一眼でもミラーレスでもどちらでもかまいません。
フルHDの30Pに設定して撮影してみてください。

フルHDとは撮影解像度の規格です。ピクセルでいうと1920x1080です。写真で1600万画素のカメラでもフルHDで撮影すれば1920x1080の解像度の動画が撮れます。
4K(FHDの4倍)に向かってますが、今のところ一般的なテレビや映画館はフルHDです。解像度的にはプロの映像と同等で撮れるのです。

24p、30p、60p、とありますが、それぞれ、秒24コマ、秒30コマ、秒60コマ、の事です。

パソコンで編集して見せたり、YouTubeなどにアップするのも30pで良いと思います。

30pでの撮影では、秒30コマなので、シャッタースピードは1/30から使える事になります。もっと低い設定もできますが、差分を同じ画のコマが被るのでもったいですね。また、シャッタースピードも、写真撮影のように早いSSが使えるわけではありません。あくまで一秒間に30コマなので、例えば1/2000など早いSSを使うと撮影されない瞬間が長くなりパラパラした画になります。

また、シャッタースピードに関係して蛍光灯下での撮影で発生するフリッカーの問題もあります。西日本では60Hz、東日本では50Hzですので、シャッタースピードはそれぞれ1/60の倍数、1/50の倍数を使用することになります。そうすると、使えるシャッタースピードは限られ、東では1/50、1/100、西では1/60、1/120となります。
倍数ならシャッタースピードはあげられますが、早いほどパラパラした画に向かいます。
60pで撮影する場合は、もう少し早いシャッタースピードでもなめらかに撮れると思います。

動画では、マニュアル露出で撮影することが基本で、明るいときはNDフィルターを使うことになります。フォーカスも基本マニュアルで、スムーズにピントを送るには、マニュアルフォーカスレンズのヘリコイドが必要です。

僕は、Nikon1 J1で動画を撮り始めました。商品のプロモーションを兼ねての動画撮影です。
簡易商品撮影台の上で撮っており、動く物が無いので撮影カメラをパンさせてましたがあまりうまくいかず、商品側を回していました。

この動画はフジXマウントのヘリコイド付きMマウントアダプターの紹介動画です。

Nikon1 J1とNFD50mmf3.5マクロを使いました。シャッタースピードは1/100です。
ヘリコイドを使ったピント合わせを見せるため、X-Pro1の動画機能も使いました。
後半のボトルキャップを使ったピント送りがX-Pro1とズミクロンM 50mmでの撮影です。
この時は意識していませんでしたが、ピント送りというレンズワークです。
写真とは違いピントリングの操作の間も撮影されているわけです。

X-Pro1の動画撮影機能はシャッタースピードはオートしかなく、蛍光灯のフリッカーが出ています。
この頃は、YouTube にアダプタのネタを上げる人も少なかったのか、アクセス数が多くてびっくりしました。

つづく

muk camera service本サイトからの転載です。

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