重要なのはイメージサイズの最適化
かつて世界中のプロカメラマンが使っていたArriflex angenieux 10x12ズームレンズが蘇る。
BMPCCとGH4、4Kモードでオリンパスのマイクロ・フォーサーズ用1.4倍テレコンMC-14を使いアンジェニュー・ズームをする活用するテストです。BMPCCとGH4でテスト動画をとりました。
アンジェニューズームは16ミリ映画用カメラのレンズです。
16ミリカメラははENG以前はテレビでも使われてました。ドラマやドキュメンタリー映画で活躍していたレンズです。
16ミリでは定番のアンジェニュー・ズームはアダプタでーの映画学校などで活用の要望も多くありましたが、そのままアダプタで装着するだけでは、四隅がケラれてしまい実に惜しいレンズでありました。
オリンパスから発売された1.4倍テレコンMC-14をブッラク・マジック・ポケット・シネカメラやパナソノックGH4の4Kクロップモードでとマウントアダプターを組み合わせて像を広げることで、アンジェニューズームでもケラれず撮影出来ます。
レンズの持つ、イメージのサイズとカメラのセンサーサイズの最適化が必要なわけです。
↑ OLYMPUS マイクロフォーサーズ用 1.4X リアコンバーター MC-14とBMPCC
↑さらにマイクロフォーサーズ-Arriバヨネット(ニューアリ)mukPROマウントアダプターを装着
↑BMPCCとArriflex angenieux 10x12テスト映像です。YouTubeの設置をHDにして見てください。
mukProマウントアダプターはこちら
OLYMPUS マイクロ・フォーサーズ用1.4倍テレコンMC-14はこちら
OLYMPUS マイクロフォーサーズ用 1.4X リアコンバーター MC-14
この1.4倍のエクステンダとの組み合わせが調度良く像が広がります。mukは1.2倍のレンズをアダプターに仕込む実験をしてましたが、1.2倍では少々ケラれるので、このMC-14がベストなマッチングと言えます。
注意が必要なのは、他のアリマウントの16mm用レンズでは広角では後玉がセンサーに近く、レンズ側に出っ張っているMC-14ではぶつかってしまうレンズがほとんどです。
BMPCCとArriflex angenieux 10x12で35mm換算してみると、10mm×3×1.4で広角側42mmから12倍のズームとなります。
1.2倍補正レンズでの実験、ビデオαに書いた記事
MC-14との組み合わせでGH4の4kクロップモードでも像が来ます。
GH4 4kクロップモードとArriflex angenieux 10x12 で35mm換算してみると、10mm×2.5×1.4で広角側35mmから12倍のズームとなります。
1.4倍なので、一絞りほど暗くなります。
↑GH4・4kクロップモード+MC-14+mukPRO アリバヨネット-MFT+Arriflex angenieux 10x12のテスト動画です。4Kで上がっています。全画面で見てください。
muk camera service本サイトからの転載です。