Sonic Pi をはじめてみよう — Sonic Pi 1

takkii
Music and Technology
4 min readApr 20, 2017

5/13にSonic Piの勉強会を行うので、簡単な資料を作成しています。Sonic Piのチュートリアルにつられて、テンション高めの資料になってます。なお、下記の説明は Mac での利用を想定しています。

はじめに

ダウンロードはこちらから。各自インストールしてください。

なお、Bluetoothイヤホンだとうまく聞こえない?こともあり、有線の方がよろしいかと思います。

起動する

起動すると、下記のような画面が出ます。(色が違うかもしれませんが、後ほど変更方法をお伝えします。)

画面の説明の前に

試しに音を鳴らして見ましょう。

③に

play 72

と入力し、左上の Run ボタンを押して見てください。

音が鳴りました!高いドの音(Cの音)です。

72という数字は音階を示しています。MIDIの記法で、60を中央のC3として、半音上がるごとに(黒鍵、白鍵を1つ上がるごとに)数字を1つ足します。72は1オクターブ高いド(C4)です。

次に、

play 72
play 76
play 79

と入力して、左上の Runを押してみてください。

ジャーンと鳴りました!ドとミとソの音が同時になりました。Sonic Piでは上からコードを読んでいき、止まるところがなければ一気に下まで読まれます。

では最後に、

play 72
sleep 1
play 76
sleep 1
play 79

と入力し、 Runボタンを実行して見てください。

間隔をあけてドミソが鳴りました! sleep では何拍休むかを指定できます。休んでから、次のコードが読まれています。

これだけでも簡単なメロディなら作れてしまいます。色々遊んで見ましょう!

画面の説明

それではここで、画面の簡単な説明をします。

1. 基本ボタン

左から、

Run : 表示しているコードを実行し音を出す command + R

Stop : 音を止める command + S

Rec : 録音を開始し、その間なっている音を保存する。もう一度押すと止まる。(2017/4/20時点、Macではバグで録音できない)

Save : 表示しているコード(特定のBuffer)をテキストファイルとして保存

Load : 保存したコードを読み込む

2. 設定ボタン

Size — : 文字サイズを小さくする

Size +: 文字サイズを大きくする

Scope : ④に波形を表示、非表示にする

Info : SonicPiの開発メンバー等の紹介

Help : 下部のヘルプを表示、非表示にする

Prefs : 詳細設定。エディタ>ルックアンドフィール>ダークモード で黒背景にできる

3. エディタ

コードを書くスペース。エディタの下のBufferはタブ。

Run を押すと、選択しているBufferのコードが実行され、音が鳴り始めます。

Bufferを切り替えてRunを押すと、選択しているBufferのコードが追加で実行され、音が上乗せされます。

Stopを押すと、鳴っている音が全て止まります。

4. 波形・ログ

鳴っている音の波形や、いつどんな音がなったかのログが表示されます。

5. ヘルプ

左から、

チュートリアル : 基本的な操作方法が記載。詳細に説明があります。

例 : サンプルコード。コピーしてエディタに貼り付け、鳴らして見ましょう。

シンセ:シンセ一覧。演奏する音を切り替える。別途説明。

エフェクト :エフェクト一覧。音にエコーなどの効果を与える。別途説明。

サンプル:サンプル一覧。保存されている音を鳴らすことができる。別途説明。

命令:エディタ内で用いることができる記法一覧。別途説明。

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