Sonic Pi をはじめてみよう — Sonic Pi 1
5/13にSonic Piの勉強会を行うので、簡単な資料を作成しています。Sonic Piのチュートリアルにつられて、テンション高めの資料になってます。なお、下記の説明は Mac での利用を想定しています。
はじめに
ダウンロードはこちらから。各自インストールしてください。
なお、Bluetoothイヤホンだとうまく聞こえない?こともあり、有線の方がよろしいかと思います。
起動する
起動すると、下記のような画面が出ます。(色が違うかもしれませんが、後ほど変更方法をお伝えします。)
画面の説明の前に
試しに音を鳴らして見ましょう。
③に
play 72
と入力し、左上の Run
ボタンを押して見てください。
音が鳴りました!高いドの音(Cの音)です。
72という数字は音階を示しています。MIDIの記法で、60を中央のC3として、半音上がるごとに(黒鍵、白鍵を1つ上がるごとに)数字を1つ足します。72は1オクターブ高いド(C4)です。
次に、
play 72
play 76
play 79
と入力して、左上の Run
を押してみてください。
ジャーンと鳴りました!ドとミとソの音が同時になりました。Sonic Piでは上からコードを読んでいき、止まるところがなければ一気に下まで読まれます。
では最後に、
play 72
sleep 1
play 76
sleep 1
play 79
と入力し、 Run
ボタンを実行して見てください。
間隔をあけてドミソが鳴りました! sleep
では何拍休むかを指定できます。休んでから、次のコードが読まれています。
これだけでも簡単なメロディなら作れてしまいます。色々遊んで見ましょう!
画面の説明
それではここで、画面の簡単な説明をします。
1. 基本ボタン
左から、
Run : 表示しているコードを実行し音を出す command + R
Stop : 音を止める command + S
Rec : 録音を開始し、その間なっている音を保存する。もう一度押すと止まる。(2017/4/20時点、Macではバグで録音できない)
Save : 表示しているコード(特定のBuffer)をテキストファイルとして保存
Load : 保存したコードを読み込む
2. 設定ボタン
Size — : 文字サイズを小さくする
Size +: 文字サイズを大きくする
Scope : ④に波形を表示、非表示にする
Info : SonicPiの開発メンバー等の紹介
Help : 下部のヘルプを表示、非表示にする
Prefs : 詳細設定。エディタ>ルックアンドフィール>ダークモード で黒背景にできる
3. エディタ
コードを書くスペース。エディタの下のBufferはタブ。
Run を押すと、選択しているBufferのコードが実行され、音が鳴り始めます。
Bufferを切り替えてRunを押すと、選択しているBufferのコードが追加で実行され、音が上乗せされます。
Stopを押すと、鳴っている音が全て止まります。
4. 波形・ログ
鳴っている音の波形や、いつどんな音がなったかのログが表示されます。
5. ヘルプ
左から、
チュートリアル : 基本的な操作方法が記載。詳細に説明があります。
例 : サンプルコード。コピーしてエディタに貼り付け、鳴らして見ましょう。
シンセ:シンセ一覧。演奏する音を切り替える。別途説明。
エフェクト :エフェクト一覧。音にエコーなどの効果を与える。別途説明。
サンプル:サンプル一覧。保存されている音を鳴らすことができる。別途説明。
命令:エディタ内で用いることができる記法一覧。別途説明。