録音済みのサンプルを試してみる — Sonic Pi 4

takkii
Music and Technology
2 min readMay 3, 2017

前回までは、いろんなシンセで音の高さを設定し鳴らしてみる、ということを行いました。

今回は、Sonic Piにすでに録音されている音(サンプル)を鳴らして見たいと思います。

サンプルを鳴らすには、 sample を用います。

sample :loop_amen

ヘルプの右から2番目に「サンプル」の一覧があります。また、 sample の後に下記を入力すると、該当するサンプルが表示されるので、そこから選んでもいいかもしれません。

:ambi_
:bd_
:bass_
:drum_
:elec_
:misc_
:perc_
:sn_
:guit_
:loop_
:tabla_
:vinyl_

またサンプルはスピードを変えることが可能です。

sample :loop_amen, rate: 2

何も設定していないときは、 rate1 になります。

さらに、 rate:- にすることもできます。

sample :perc_bell
sleep 2
sample :perc_bell, rate: -1

小数点もできます、色々試して見ましょう!

あわせて読みたい

サンプルなどをいじっていると、音の長さを短くしたり、切り取りたいという気持ちが芽生えると思います。Sonic Piにはそういった機能(ADSR amplitude envelope)も備えております。Sonic Pi左下のチュートリアルが詳しく、また図もありわかりやすいため、下記を読んで見てください。

2.4 エンベロープでのデュレーション

3.4 エンベロープ・サンプル

さて、次はライブコーディング(即興演奏)に用いる live_loop という機能について触れてみます!この機能を知ると、Sonic Piの世界が何倍にも広がります。ぜひ遊んでみてください!

--

--

takkii
Music and Technology

Competitive Programming, MachineLearning, Manga, Music, BoardGame.