コンテンツを薄くばらまく時代は終わった

2014年6月、渋谷で開催されたイベントのレポートを読み返したら、今でも参考になることがゴロゴロ出てきたので、紹介します。

参照:【レポート】最新マネタイズ戦略!雑誌編集長とWebサービス担当者3名がマネタイズについて熱く語ってくれました!

マネタイズのプロが登壇

登壇者は以下の4人。

ハーバード・ビジネス・レビュー編集長の岩佐さん、NewsPicksの佐々木さん(当時は東洋経済の編集長)、コルクの佐渡島さん、サイバーエージェントの渡邊さん。

語られた内容の中で、佐渡島さんの言葉が特に参考になったので、紹介していきます

これからマネタイズの手法はどうなる?

まずは、メディアのマネタイズがどう多様化していくかについて。佐渡島さんの「仮想通貨により、商品が売れやすくなる」が印象的でした。

佐渡島:
 出版の場合、マネタイズの手法が書店販売がメインだった。しかし、これからはもっと多様化するはず。
今は、Google, Appleにクレジットカード情報を預けて決済手段を利用できる。ビットコインや、いいね!の替わりに投げ銭が出てくる可能性もある
仮想通貨が発展していき、課金層が10%くらいになると色んな商品が売れるようになる
安野モヨコさんなど、作家のFacebookページTwitterを通してファンになった人が、月額ファンクラブに入る、というマネタイズ手法も。

このように、ファンクラブというコミュニティ型のマネタイズも予測していた佐渡島さん。今だと、オンラインサロンがそのやり方を取り入れ、盛り上がっています

他にも、クリエイターにとって参考になることが語られました。それは、濃いファンを作り上げていくことについて。

作品を薄くばらまく時代は終わった

佐渡島:
 かつて、本やCDは薄くばらまいていたが、これからは、
濃いファンが作者から直接買うという流れになる。だから、その仕組みが必要
そうなると、作者が直接買ってくれたファンにインセンティブを付与する事例も出てくる
そのやり方は、羽賀翔一漫画家で実験をしている。オフィシャルサイトで購入できる(試し読みもあり)。
これは、マグネットというサービスを使って提供。埋め込みもでき、拡散に役立つ。応援したことが作家に通知される機能も考えている。
ファンとしては作者を応援する気持ちが乗っかっていく。これは、ゆずの路上ライブのようなもの。ファンがファンを呼んでいく流れを作りたい

このように、クリエイター1000人の村説を提唱されていました。noteの思想とも似ていますね。

他だと、漫画家にとっての「ライブ」は何か?についても言及されました。

漫画家にとってのライブはネーム風景を見せること?

佐渡島:
 音楽ならライブハウスがあるが、漫画はライブの価値を提供できる場が少ない。それも作っていきたい。
その1つのアイデアが「カフェマメヒコ(渋谷)」。オーナーが漫画家の活動を応援してくれている。
店内でネームの作業風景を見せたり、トークショーもやらせてもらったりしている。そういったリアルで楽しめるものも模索したい。

他に、課金のされ方が変わっていくことも指摘されていました。

無料を超えて課金され始めたら、青天井になる

佐渡島:
 これから、ファンのお金の使い方は変わる。
棒グラフではなくて、ソーシャルゲームやAKBのように好きな人ほどお金を払うようになる。棒グラフから積分の時代

これはまさに、2年後のいま起きていて、はあちゅうさん、梅木さん、イケダハヤトさんの「noteバブル現象」がそうですね。

このように、青天井型課金モデルが根づけば、クリエイターが食べていくための手段も増えていきます

なお、紹介したトピックは、時間が経った今でも使えるものなので、クリエイターとして収益源を確保していきたい方は参考にしておきましょう。

ブロガーとしてのマネタイズも書いてます

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Originally published at laugh-raku.com on March 24, 2016.

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