Mediumでの収益化は、PVでなくTTR(読者がコンテンツに費やした時間)が決め手になる
Meidumでも収益化できるようになるそうです。まだβ版ですが、注目しておくべきでしょう。
収益化の手段などは、 Medium Japanと Junya Moriさんの記事が詳しいので、そちらをぜひ。
僕は別の軸で記事を書いてみます。
MediumがAdvertising(広告)について書かれている箇所から、重要な部分を紹介します。
マネタイズの1つとして紹介されている、Mediumからのパブリッシャー(コンテンツを出す人達)への収益分配について。
配分するお金は、PVでなくTTRから決めるそうです。
釣りタイトルを使うパブリッシャーの配分は減らす
ちなみに、Mediumの収益分配の仕組みは、スマートニュースなどが行っているものですね。
場所に人を集めてくれた対価として、記事を提供してくれるパブリッシャーにお金を払う、という感じで。
こうした、「場所を持っている人」が「場所にコンテンツを提供してくれる人たち」に、広告費を配分する仕組みでは、PVから比率が決められてきました。
でも、Mediumでは違うんですよ。TTR(Total Time Reading)を元に決めるんです。
ちなみに、TTRとは以下の記事に書いた通り。Meidum独自の指標です。
参照:MediumはPV至上主義を葬り去り、TTR(Total Time Reading)という読者がコンテンツに費やした時間を指標にしていく
つまり、どれだけ深く読まれたかを評価して、お金を配分するんですね。
また、煽りタイトルなどを使って本質的ではないアクセスを集めたパブリッシャーに対しては、収益配分を減らす、と記述しています。
このように、Mediumは本質を追求して良いコンテンツを作るパブリッシャーを支援していくようです。
こういった評価の仕方は、「いき過ぎたPV至上主義」を変えることになるはず。
なので、Mediumでマネタイズする際は、「アクセス数」だけでなく、「アクセスされた後の読み手の姿勢」も考える必要がありそうですね。
以上、Must Read about Mediaの編集長 プロブロガーのタクスズキ @TwinTKchan
がお送りしました。