「Medium Japanの人」の選ばれ方から考えた、海外サービスにおけるローカライズの難しさ&その解決法
前回、 Medium Japanの中の人ってどうやって選ばれてるの?ということを書きました。
参照:Medium Japanの中の人ってどうやって選ばれてるんだろ?
そしたら、アンサー記事をいただきました(respond先)。
選考基準を引用すると以下の通りだそうです。
2014年8月頃、Mediumが国際化に力を入れるということで、翻訳者を募集し、応募した人に権限を与えることを開始。応募すれば誰でも権限をもらえた。
2015年1月頃にMedium Japan発足。外野からはMedium Japanのメンバーが誰かというのは分かりにくかった。
2015年6月頃、翻訳機能の仕様変更により翻訳機能を一旦停止。後に、厳選された翻訳者のみによる新しい翻訳機能スタート。
このほかにも基準はあるようなので、詳しくはresopond先の記事を読んで欲しいのですが、この一件から考えたことがあります。
それは、海外サービスを日本で流行らせる際には、2つの力が必要で、その2つを兼ね備えた人間が少ないということ。
ちなみに、それは以下の2つ。
・海外の最新動向を伝えるための翻訳能力
・国内で広めるための影響力
これは、 えとみほさんの記事を参考にさせていただきました。
特に参考になる部分を引用させていただきますね。
海外でめちゃめちゃ流行ってるサービスが日本でシェアを取れず撤退するということはこれまでにも多々あったわけですが、その理由はわりとはっきりしていて、初期の外資系企業は社員であれ協力者であれ最重要視されるのが仕事の能力ではなく「語学力」だから。これに尽きると思います。
力量のあるWebマーケターを採用すればもっと簡単にスケールするのは明白なのですが、外資の場合はその前にビジネスレベルの語学力がないと話になりません。
うーん、納得せざるを得ませんよね。海外サービスのローカライズでまず大事なのが、語学力ですかぁ。
お恥ずかしい話ですが、僕は高校英語くらいの知識くらいしかないので、これには自信を持てないんですよね。
だから、僕がMedium Japanとして活動したいなら、語学力をクリアしなければいけないんです。
たとえ、国内でそれなりの影響力があっても、当事者からしたら、英語ができな人には仕事を任せられないわけです。
ということで、海外サービスの日本版に関わりたいなら、まずは英語を学ばなければいけないんですね。
英語ができても影響力がなかったら広まらない
「影響力」については、僕が前述した記事で書いたこと。国内で広めるには、その国での影響力も必要になるわけです。
これが、Mediumが日本で広がってない原因ですよね。中の人の影響力が弱い、という。
だから、これからはMedium Japanではないアクティブユーザーが、この部分をサポートしていけば、日本でも盛り上がるんじゃないかなぁ、と思いました。
ぼくは英語ができませんので、その部分は中の人にやってもらって、国内での啓蒙はこっちがやるといった感じで。
なので、Mediumの国内アクティブユーザーの皆さん、Medium Japanをサポートしながら、一緒に盛り上げるための活動をしていきましょう。
例えば、Mediumの良記事をシェア、とかリツイートとか。サポートは1クリックでできるので。
ぜひとも。
以上、 プロブロガーのタクスズキ @TwinTKchanがお送りしました。
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