大門俊介さんの『人々が集まる場の要素』

Mayu Kuji
muzumuzu
Published in
3 min readJan 30, 2020
大学院生インタビュー加藤文俊研究室に所属する大学院生は、自身の興味や関心に基づいた専門的な研究を進めています。これまでの経過や成果をフィールドワーク展で報告する大学院生に、広報担当がインタビューを行いました。どうぞご覧ください!

最初にお届けするのは、修士1年生の大門俊介さんのインタビューです。大門さんは、全国にあるコミュニティスペースなどの人々が集う場所でフィールドワークを重ねてきました。フィールドワークに出向いた数、なんと30ヶ所。今回はフィールドワーク先の様子もお見せしながら、大門さんの研究について詳しくご紹介します。

大門俊介さん
1.研究内容

コミュニティカフェ、デイサービス、子どもの居場所など、全国各地の人が集まる場をフィールドワークして、場にあるもの・ひとの動きやルール・運営者の考えなどを集めています。この要素をもとにして、場づくりをしている方や場づくりに興味がある方が自分の考えを可視化し、コミュニケーションをしやすくするツールのデザインをしています。

2.展示内容

修士1年では全国30カ所でフィールドワークさせていただきました。それぞれの場で発見した要素たちの解説を中心に、1つ1つのユニークな場を紹介します。
全ての場所がユニークで楽しいのですが、富山の「ひとの間」と鹿児島の「バカンス」が特に印象に残っています。「ひとの間」は24時間365日解放している究極の居場所といえるところです。「バカンス」は週一開催の朝カフェで、どんな人でも受け入れる雰囲気が秀逸です。

3.昨年と比べて変化したこと

社会人をしながら大学院生をしているのですが、実務経験の中で「あたり前のこと」「この範囲で考える」といった自分を覆っていた枠組みへの気づき、問いかけができるようになりました。

4.むずむずした瞬間

フィールドワークをしながら、常に「この方法でいいのか?」「なにか漏れていることはないか?」とむずむずしています。

5.恵比寿のおすすめの場所

ありがちですが、ヱビスビール記念館でのヱビス試飲は、とてつもなくうまいです。

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