#3.先生の車の色、嫌いじゃないです。の「恵比寿の余白」

jir
muzumuzu
Published in
4 min readJan 18, 2020
恵比寿の余白 インタビュー| グループワーク編2019年度秋学期のグループワークのテーマは「恵比寿の余白」。
フィールドワーク展では、それぞれのグループがフィールドワークで見つけた「恵比寿の余白」を表現します。フィールドワーク展を前に、広報担当が4つのグループに取材を行いました。

続いてご紹介するのは、先生の車、嫌いじゃないです、です。彼らは「もし、〇〇なら」と架空の設定の中で恵比寿を歩き、別の視点から余白を見つけようと試みています。

そんな3人は「恵比寿の余白」をどう語るのか、インタビューをしてみました。

先生の車の色、嫌いじゃないです。のメンバー
1.グループ名の由来

チーム名をテラスで決めている時に、先生の車が見えたから。

2.グループの余白観、どんなものに余白を感じているか

(牧野岳)僕たちのグループは「妄想」がベースになっている。直感的に何かあると感じたら一旦写真に撮って持ち帰り、後々メンバー同士で持ち寄った写真を見ながら話し合う。そして「〇〇な設定だったらここで〇〇ができる」と気付く。それが僕たちの余白の見つけ方。

(山田琴乃)私たちにとって余白というのは、想像力を掻き立たせられるもの。余白があって何か埋めようとしてみたり、何かを設定を持って余白を見つけようとしたりしたけど、どちらにせよ想像力が身についた。いい刺激になった。

3.『恵比寿の余白』というテーマについて

春学期の『余白』というテーマも難しかったが、今回はもっと難しかった。恵比寿が整備されて綺麗な場所なだけあり、なかなか簡単に余白が見つからなかったからだと思う。ちょっと歩くルートを変えたりして注意深く歩かないといろんなものを見過ごしてしまう。また、人の動きを考慮してデザインされた街だから、気をつけないとすぐメインストリートに流れ着いちゃって結局同じところを何度も歩いていた、なんてことも多々あった。

4.恵比寿に対する見方の変化

僕たちの場合は妄想がベースになっているので、フィールドワークを重ねるにつれて歩いた時に「何かあるな」と感じやすくなった。普段見過ごしていたはずの恵比寿の場所、モノに対して新しい可能性を見出せるようになったことは、課題があってこその成長だと思う。

5.むずむずした瞬間

恵比寿を歩けば歩くほどどの場所も同じように見えてきたこと。さっきも言ったようにどこの道も整備されているから、どの方向に向かって歩いているのかわからない状態がよく続いた。だからひたすらむずむずしながら歩いてた気がする。グループメンバー2人、3人で歩いていても見える景色はいつもと同じで、メンバー全員で常に余白を探しながら迷走していた。

フィールドワークの様子
6.恵比寿でお気に入りのスポット

HIROSHIGEギャラリー(FW展が行われる場所)

普段全員で集まらない3人が初めて全員で集まった場所がここだったから。FW展のインタビューだから言ったわけではありません(笑)

インタビュー側として、妄想して余白を見つけるという手法に至るまでここまで紆余曲折があったことに驚きました。彼らの妄想がどう展示会場で表現されるかが楽しみです。明日は「マルサ劇場」のグループです、お楽しみに!

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