#5.卒プロ紹介「やせいのきょうしつ」

Mao Kusaka
muzumuzu
Published in
3 min readJan 24, 2020
4年生の卒プロ紹介
この度開催されるフィールドワーク展は、加藤研に所属する4年生が進めてきた卒業プロジェクトの成果報告の機会でもあります。フィールドワーク展を前に、4年生が自分の展示についてそれぞれ記事を書きました。ぜひご覧ください!
1.研究内容

生まれ育った環境から「公立校のポジティブな側面を語る」人になりたいと思っていたことがこの研究のきっかけです。前半は、単純に公立校の様子を観察したいという思いから、藤沢市の公立小学校・給食の時間でのフィールドワークを行いました。後半は、ひょんな理由から場所を変えることになり、同じく藤沢の学習支援施設でフィールドワークを行いました。その中で自分が他者に現場の様子を伝えるとき、ある事象とか事柄、人に対して〈公立感〉と呼び表していることに気がつきました。

それはフィールドワーク先の人々と話しながら帰路につく道でも現れたり、フィールドを超えて私のアルバイト先であるプログラミング教室にも現れたりします。〈公立感〉はなんなのか、そこにいる人たちにどんな影響を及ぼしているのか。その実態を探るべく、現場で起こった個別具体的なハプニングや出来事の分析を行い、さらに言語化・明快化する試みを行なってきました。

2.展示内容

最終成果物は、「ゲーミング・シュミレーション」といった手法を通じて、現場のシュミレーションとともに〈公立感〉を体感できるカードゲームをつくっています。

フィールドワーク展では、来場されるみなさまに体験していただければと思います!

3.むずむずした瞬間

現場であったことを早く誰かに伝えたいとき、自分の興味範囲が広がりすぎて膨大になったデータを納得いくかたちに整理できなかったとき、自分が伝えたいことをどうやって表現するか考えているとき…など色々思いついたんですが、実際はフィードワーク展が近づくに連れて日に日に「むずむず」度が増してる気がします。楽しみや慌ただしさ、期待などいろんな気持ちが合間ってむずむずしている毎日です。

4.展示への意気込み

たくさんの人に出会い、体験してもらい、お話したいと思っています。恵比寿でお待ちしています!

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