京都 瑠璃光院

hondaemiko
nanairo-heart
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3 min readNov 22, 2016

紅葉シーズン真っ盛りの京都へ。行くことが決まった時にfacebookでフッと目に飛び込んできた、八瀬大原 瑠璃光院。

平安時代から貴族や武士に愛された保養地で、春と秋の季節限定で特別公開されていました。

電車の中からは紅葉に染まった雄大な比叡山を望みながら。駅に降り立ってからは高野川の清流に沿って歩くのですが、なんだかとてものびのび自由で開放的な感じがして、思わず深呼吸をしたくなるような場所でした。

特別公開期間の中でもベストなタイミングで、この日ラストの時間帯。長い列ができて待つこと90分だったのですが、瑠璃光院の方が誠実で、おもてなしがとても温かいものですから、どのお客様もとても穏やかに待っておられました。

入場が始まったのは、午後4時半を過ぎていました。

通常はないそうですが、ライトアップまで準備してくださって、閉門の時間を越えてもゆっくり心ゆくまで楽しんでください、と言ってくださいました。

まず書院の二階からのお庭を望み、一階へ降りてからは時が経つのも忘れて、畳の間に座っていました。昼でもなく夜でもない、かたわれ時。もしも一人でいたなら、異次元へ行ってしまったのではないかと思います。そのくらい幻想的なお庭でした。

そのお隣の部屋には阿弥陀如来様が目線の高さにいらっしゃり、とてもフレンドリーな感じがして嬉しくなり、手を合わせて自己紹介をしてきました。

入り口でいただいたのは、リーフレットと写経用紙と可愛らしいペン。そこで写経することもできるようになってましたが、私はお家に帰ってから。程よい文字数で、薄く下書きがしてあり、頂いたペンがまた書きやすくて、これなら私も気軽にできるなと。

「こころ和む、からだ憩う、いのち癒す」

京都 八瀬大原 瑠璃光院

また、訪れたい場所です。

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hondaemiko
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いつもの生活の中で感じること、胸の奥から湧き出てくるものを想いのままに書いてます。