NANJユーザーのみなさま、いつもお世話になっております。
2019年1月18 日にNANJCOINは誕生から1周年を迎えます。
これもここまでNANJCOINを応援してくれた大切な皆様のおかげでございます。
本当に、本当にありがとうございます。
約一年前、綿密な事前計画もなく、ただその場にいた人々が集まり、何となくの大枠を元にして発足したNANJCOIN。
今、私たちのそばにいるのは”スタッフも含めて”全員が1年前にはその存在すら知らなかった人々です。思い返せば、我々が歩く道のりには先駆者が残した道しるべになるようなものはありませんでした。今では意味が変わってしまいましたが、最初の取引所を通じたセールすら、絶対に成功しないという声の方が優勢だったのです。
昨年9月にはWPもより具体的なものになり、NANJCOINがどの方向へ進んでいくのかがやっとイメージできるようになりました。
それまでの過程もやはり道しるべはなく、今後もないことは明らかです。
2018年前半が華やかな道のりだったとすれば、後半は泥臭い道のりでした。前半が夢を持って走り出したスタートだったとすれば、後半は現実の壁にぶつかり足掻いた期間でした。
そして今、我々が確信を持って言えるのは、2019年はこの壁を乗り越える期間だということです。そのための準備をやっと終えることができ、本日皆様にもご報告できる運びとなりました。
法令規制等、活動の土台となる環境に変化がある以上、我々も環境に合わせて適応していかなければなりません。
変化は常に明日のためです。
1 体制等変更について
2 コミュニティ
3 中長期ロードマップについて
4 規制内と規制外で
1 体制等変更について
2019年1月中にNANJ株式会社の役員構成を変更します。
(旧)
代表取締役 森 裕司
代表取締役 石 靖士
代表取締役 弘田 大介
取締役 向井 利邦
取締役 下川 和人
取締役 谷口 征嗣
(新)
代表取締役 弘田 大介
役員構成に変更はございますが、スタッフの構成に変更はありません。
スタッフは引き続き従来の業務内容に従事する予定です。
2 コミュニティ
・公式Telegramの閉鎖
主に英語でやり取りされる公式Telegramを近日中に閉鎖します。
これは世界的に法規制が進む中、日本居住者以外にサービス等を提供する場合に何らかの規制に抵触する恐れがあること、また当面は日本国内での普及を目指す活動にリソースを集中する必要があることを考慮し決定いたしました。
改めて閉鎖前に予告等を行います。
・公式Discordについて
現在、Discordはユーザー同士の情報交換やコミュニケーションに用いられています。
今後日本国内の法規制動向、および顧問弁護士との協議により不適切であるとされた趣旨の話題が取り扱われる部屋については削除等の対応を行います。具体的には日本居住者に対する海外取引所の利用等を目的とした勧誘や、それに準ずる行為が当局より何らかの指摘を受けた場合に必要に応じた措置をとります。(この対応は従来通りです)
3 中長期ロードマップについて
中長期ロードマップの日本国内上場の目標期間を2019/2~4Qに変更します。
日本での取り扱いについては、日本国内の法規制、自主規制団体の動向次第で大きく時期が左右されるだけでなく、仮想通貨交換業社と足並みを揃えつつ、NANJ株式会社としても求められる様々な基準をクリアする必要があります。
昨年末、「仮想通貨交換業等に関する研究会」の報告書がまとまり、日本国内における新たなICO規制方針などが明確になりました。
https://www.fsa.go.jp/news/30/singi/20181221.html
これまでの資料を確認すると、ICOについては投資性の高いものについては金商法での規制、それ以外のICOについては「ICOトークンを取り扱う仮想通貨交換業者に、事業の実現可能性等に関する情報提供を義務付け」し、自主規制団体の判断において取り扱いの可否が決まる方向で調整が進んでいます。NANJCOINはその性質上、後者のトークンの枠組みに属するものとして対応を進めています。
日本国内での取り扱いはプロジェクトを進める上で必ず通過しないといけないだけでなく、NANJCOINが幅広く活用されるための最低条件でもあります。
NANJCOINはその特性上、関連する事業者での導入等を進める必要がありますが、現状の枠組み(国内で取り扱われていないトークン)では、採用事業者側から見てかなりリスクが高いものです。また、スポーツという幅広く国民に支持される特殊な分野では、取り扱いに際しての事業イメージの毀損が懸念点として上がります。
日本国内で様々な広告宣伝活動を行う上でも、仮想通貨交換業者との連携が現状必須です。以上のことから、日本国内での取り扱いは我々にとって最優先の課題であり、関係各所と連携しながら継続して取り組みます。
WPの変更は近日改めて行い、更新した際にお知らせいたします。
4 規制内と規制外で
上記の通り、トークンに直接関連した事業は現時点で進めるための条件が揃っていません。
そこで現在、現状の規制下でも実現でき、将来的にNANJCOINのプロジェクトとシナジーを生み出すプロジェクトを新たに進めています。こちらも公表の準備が整い次第改めてお知らせさせていただきます。
今日までの過程は日頃からNANJCOINを応援し、支えてくださる方々がいなければ成り立たないものでした。
皆様と共にここまでよくやってきたな、と称え合う日がくることを信じ、2019年もNANJCOINプロジェクトを進めてまいります。